沖永良部島のユリ
甘い香りと筒状の花が人々を魅了する
「歩く姿は百合の花」と称される美人の代名詞。日本などアジアを原産とするユリ科の多年性球根植物で、6月~8月に白、桃、黄などの花が咲く。品種が多く、テッポウユリ系、ヤマユリ系、スカシユリ系、カノコユリ系などに分類される。鹿児島県の沖永良部島はテッポウユリの原産地で、球根の産地でもある。
笠石海浜公園(カサイシカイヒンコウエン)
四季折々の亜熱帯の花が咲き誇る
沖永良部島の北東部、喜美留海水浴場に隣接した公園。可憐なフリージアが一面に咲くフラワー園がある。4月中旬から5月中旬ごろは、公園周辺にエラブユリが咲き誇る。
和泊町歴史民俗資料館(ワドマリチョウレキシミンゾクシリョウカン)
テーマは島特産のエラブユリ
3つのコーナーに分かれた館内。「ユリの世界」ではエラブユリの歴史や生態を大画面、パネルなどで解説する。ほかに島のさまざまな情報が入手できる。