津のシャクナゲ
神秘の花から、身近な花となったシャクナゲ
ツツジ属の中でも冷涼で高湿度の土地に育ち、人の足の踏み入れにくい深い山中に咲くことから「神秘の花」とされていた。見ごろは4月中旬~5月上旬で、品種改良により赤、白、グラデーションなど花の色はさまざま。津市の美杉町では、445haの原生林がシャクナゲに彩られる。
美杉町 川上のシャクナゲ(ミスギチョウカワカミノシャクナゲ)
町の奥地、原生林に自生するシャクナゲが鮮やかに咲きほこる
美杉町の代表的な花であるシャクナゲは昔から村の奥地に自生しており、春先に美しいピンクの花をつける。美杉町川上では、原生林445haに群生するシャクナゲが見られる。