草津のシャクナゲ
神秘の花から、身近な花となったシャクナゲ
ツツジ属の中でも冷涼で高湿度の土地に育ち、人の足の踏み入れにくい深い山中に咲くことから「神秘の花」とされていた。見ごろは5月中旬~6月上旬で、品種改良により赤、白、グラデーションなど花の色はさまざま。草津周辺では武具脱の池や野反湖などでシャクナゲが見られる。

武具脱の池のシャクナゲ(モノヌグノイケノシャクナゲ)
シーズンには、アズマシャクナゲやハクサンシャクナゲが咲く名所
源頼朝に追われた落人が武具を脱ぎ捨てたという伝説の地、武具脱の池周辺では、5月中旬から6月上旬にかけて、アズマシャクナゲやハクサンシャクナゲが花を咲かせる。

武具脱の池のシャクナゲ
- 住所
- 群馬県吾妻郡草津町草津白根国有林内
- 交通
- JR吾妻線長野原草津口駅からJRバス草津温泉行きで25分、終点で西武観光バスほか白根火山方面行きに乗り換えて15分、殺生河原下車すぐ
- 料金
- 情報なし
野反湖の高山植物(ノゾリコノコウザンショクブツ)
湖畔周辺では約300種類の高山植物が生育し季節ごとに楽しめる
上越信越高原国立公園内の小さな湖、野反湖付近では、様々な高山植物の花が楽しめる。キスゲ、レンゲツツジ、シャクナゲ、ユリ、シラネアオイなどの約300種類が見られる。
