伊賀焼
伊賀の豊かな自然と上質な土に育まれて
鎌倉時代には確立され、安土桃山時代に茶の湯でも重宝された伝統工芸品。現在も技術は受け継がれ、茶道具だけでなく食器や土鍋など、さまざまなものが作られている。
長谷園(ナガタニエン)
伊賀焼最大の窯元
江戸後期の天保3(1832)年に築窯した歴史ある窯元。昭和40年代まで使われていた「旧登り窯」と「大正館」「当主屋敷」などの園内の建物は国の有形文化財に登録された。
長谷園
- 住所
- 三重県伊賀市丸柱569
- 交通
- JR関西本線伊賀上野駅からタクシーで15分
- 料金
- かまどさん(3合炊)=10800円/作陶教室(5名以上で要予約)=2700円~/陶芸教室(要予約)=2160円(絵付コース)、2700円(土いじりコース)/(送料別)
道の駅 あやま(ミチノエキアヤマ)
伊賀で育まれた工芸品や農作物などが多数集まる
直売所では伊賀焼、伊賀産コシヒカリ、伊賀牛、三重豚など阿山や周辺市町村の特産品を販売。周辺には「あやまふれあい公園」や「伊賀の里モクモク手づくりファーム」がある。
焼〆苔肌 忠央窯(ヤキシメコケハダチュウオウガマ)
「焼〆苔肌」の風合いが特徴
天保年間に開窯、現当主で5代目となる窯元。まるで苔むした庭石のように見える、「焼〆苔肌」と呼ぶ土味が個性的。青みを合わせた斬新な作品もある。