ほっこり秋の東北旅

東北の秋は、雪が降り始める前、少しの間にだけ楽しめる美しく美味しい季節です。この季節に堪能したい、東北の秋をそろえました。
燃える紅葉と秋空の絶景。名湯揃いの温泉に、各県の郷土料理の数々!短い秋を満喫しに、東北へでかけましょう!

ほっこり 秋の東北旅

岩手


世界遺産の秋・中尊寺

岩手


南昌荘の庭園にうっとり

宮城


錦に染まる峡谷・鳴子峡

秋田


原生林と滝の競演が見事な
抱返り渓谷

青森


清流と紅葉が美しい奥入瀬

昼夜の寒暖差で赤や黄が鮮やかに色づく東北の紅葉。雄大な湖畔や渓谷、歴史ある寺院で、極彩色の世界を体感しましょう。

青森


見頃/10月中旬~下旬

蔦沼

朱色の天然林を
鏡のごとく映す静寂の沼

奥入瀬渓流から車で約10分の蔦沼は、深いブナ林のなかにひっそりとたたずむ沼。朝日に照らされた木々が湖面に映り、周囲が朱色に染まる紅葉時季の美しさは格別です。静まり返った鏡のような湖面には赤や黄色の紅葉が映り、ときおり吹き渡る爽やかな風に、きらきらとさざ波が光ります。
※紅葉時季は入場制限あり

蔦沼周辺の遊歩道は、6つの沼をめぐります

青森


見頃/10月中旬~11月上旬

奥入瀬渓流

燃え立つような紅葉が華やぐ
清らかな渓流

透明感あふれる水流が魅力の奥入瀬渓流は、東北の自然風景を代表する景勝地。十和田湖を水源とする奥入瀬川のうち、子ノ口から焼山までの約14kmが奥入瀬渓流です。木々が美しく色づく秋は渓流沿いの遊歩道で、ぜひのんびりと散策を。穏やかな道が続くので、無理なく歩けます。
※紅葉シーズンは、国道102号が渋滞することも

川のせせらぎを聞きながら紅葉狩り

秋の渓流美は、ひんやりとした空気

奥入瀬渓流のめぐり方

下流の焼山方面から奥入瀬川の水源の十和田湖へと、遡るように散策するのが定番のめぐり方です。渓流の流れに向かって行くと、より渓流美を堪能できるのです。
雨の翌日は濡れているところが多いので、防水靴だと安心です。

岩手


見頃/10月下旬~11月上旬

中尊寺

ヤマモミジ、イロハモミジが
彩る平泉の秋

秋、金色堂へ続く参道のモミジが見事に色づきます。世界遺産の中尊寺は早朝、日中、夕刻と一日中絶景は続きますが、夜のライトアップはとりわけ見事。覆堂や弁財天堂(写真)などが紅葉とともに照らし出される様子は、息をのむほどに神秘的です。

宮城


10月下旬~11月上旬

円通院

枯山水を彩る
幻想的な紅葉ライトアップ

日本三景の松島・瑞巌寺に隣接した寺院には、石庭をはじめ特徴ある庭が4つあります。紅葉の時季のライトアップでは、色づく木々が照らされ圧倒的な非日常空間が広がります。落葉した石庭も、静寂で趣深くおすすめです。
※紅葉ライトアップ時季は例年変わるので要確認

秋も絶景の松島湾

松島湾の紅葉も、美しく必見です。湾を見晴らす遊覧船や、眺めの良いカフェなどから眺めを楽しみましょう。

岩手


見頃/11月上旬~中旬

南昌荘

レトロな窓枠越しに
秋の庭園を望む

明治18(1885)年頃に建造された盛岡の実業家・瀬川安五郎の邸宅。趣深い庭園の散策や邸宅内を見学することができます。手入れの行き届いた池泉回遊式庭園の紅葉が見事です。

宮城


見頃/10月下旬~11月上旬

鳴子峡

断崖絶壁の峡谷が
錦に染まる

大谷川が刻んだ深さ100mにおよぶ大峡谷は、宮城県内有数の紅葉の名所として知られています。
鳴子峡レストハウスにある見晴らし台から、V字峡谷にかかる大深沢橋を眺める景色は、まるで錦絵のようで見ごたえがあります。

秋田


見頃/10月中旬~11月上旬

抱返り渓谷

原生林と滝に演出された
大自然の妙

田沢湖と並ぶ秋田を代表する観光名所で、東北でも指折りの渓谷美が堪能できる抱返り渓谷。桜やカエデの原生林と川沿いの奇岩、滝などが生み出す美しい景観が、秋になると赤や黄に鮮やかに色づきます。全長80mのつり橋「神の岩橋」から渓谷美とブルーグリーンの水面を眺められます。

岩手


見頃/10月下旬~11月上旬

猊鼻渓

水面に紅葉が映える
渓谷を舟下り

そそり立つ絶壁と優雅に流れる砂鉄川が独特な雰囲気を醸し出す猊鼻渓は、100mの石灰岩の断崖に囲まれた渓谷で、四季折々の表情がとても豊か。白い岩肌に映える鮮やかな紅葉を舟下りの船上から楽しみましょう。舟下りは約2㎞。岩肌に反響して聞こえる船頭唄は、格別の趣です。

山形


天空へ佇む山寺へ!

秋田


東北のウユニ塩湖・鵜ノ崎海岸

青森


雲海が美しい十和田湖

秋田


夕日に燃えるゴジラ岩

数ある東北のご当地絶景のなかから、これからの季節に見に行きたい風景をセレクトしました。秋空に映える山寺、奥入瀬の源流にある神秘の湖に東北のウユニ塩湖…。一度は訪れたいあの景色へ!

山形

山寺(宝珠山立石寺)

天空にたたずむ神聖なるお堂

山形が誇る風光明媚な古刹。1015段の石段を上ると、その先には断崖絶壁にたたずむお堂が。まるで空中に浮かぶような壮観な光景を目の当たりにできます。

山頂にある舞台式のお堂、五大堂
からは、眼下に広がる門前町や
山里を一望

旅ルートはこう組もう

山寺は山形市街地から車で30分。宿泊地は銀山温泉がおすすめです。車で1時間5分ほどの距離ですよ。

青森

津軽富士見湖

木造橋の優美なアーチと津軽富士

雄大な岩木山の山影を湖面に映す風光明媚な湖。青森県産ひばを使用した全長300mの三連太鼓橋「鶴の舞橋」がシンボルです。早朝の湖に、繊細な造形の鶴の舞橋と岩木山を映します。

青森

十和田湖

時と共に表情を変える神秘の湖

奥入瀬渓流の源でもあるカルデラ湖。周囲の長さは約46㎞と広大です。新緑が美しい夏の十和田湖はもちろん夕景や雲海の光景も感動的!

秋田

鵜ノ崎海岸

東北の"ウユニ塩湖"に遠浅の岩礁が広がる

男鹿半島南部に位置する1.5㎞の海岸線。200mほど沖まで岩の上を歩けるほど遠浅で平坦。鏡のような水面に反射した風景が美しいと話題です。

風のない日、穏やかな海面に空の
色が映る。夕方、水面には夕日の
輝きが広がる

青森

仏ヶ浦

荒波と風雪に刻まれた奇石の造形美

穏やかな浜辺に、仏像を思わせる神秘的な奇岩が約2㎞にわたり連なっています。長い年月をかけて刻みだされた奇岩の絶景は、白い岩肌が夕日に染まる光景も美しい。遊歩道で近くまで下りられます。

山形

南陽スカイパーク

雲海を下に眺める未体験ゾーン

パラグライダーでのフライトができるスポット。条件がそろうと雲海が発生することがあり、雲を下に眺め空を飛ぶ貴重な体験ができます。雲海は春や秋の早朝に発生しやすいので、トライしてみてくださいね。

秋田

ゴジラ岩

夕日に照らされ海にほえる大怪獣

男鹿市門前地区瀬頼崎の岩礁地帯にそびえる岩が、ゴジラの横顔にそっくりを話題です。特に夕陽に照らされると、まるで火を噴くゴジラのシルエット!

宮城

気仙沼の気嵐

冬を告げる港町の黄金の絶景

冬、気仙沼湾内の海水温と大気の気温差が大きい時に発生する自然現象です。朝日を逆光で撮影すると、黄金色の絶景を捉えられることができますよ。

日の出から約1時間をねらって!

海面から霧が立ち上がり、次第に濃くなると、雲海のような風景が広がります。

秋田

紅葉に包まれる乳頭温泉郷・黒湯温泉

秋田

乳頭温泉・鶴の湯の
温かな囲炉裏

山形

能登屋旅館は銀山温泉を
代表する宿

青森

湯けむりが立ち込める酸ヶ湯温泉

東北の名湯の数々。山間の秘湯やノスタルジックな温泉街など風情ある温泉を訪ねれば、あふれる大地の恵みを肌で感じられます。

秋田

乳頭温泉郷

山あいの秘湯で解放感にどっぷり浸かる

乳頭山麓のブナの原生林に包まれ、7つの温泉8つの宿が湯けむりを上げています。風情が漂う温泉宿は、それぞれ野趣あふれる露天風呂を持つ魅力的な宿ばかり。写真は鶴の湯温泉の名物・混浴露天風呂で美人の湯とも呼ばれます。“秘湯”という言葉が似合う温泉郷で、のんびりと湯めぐりを。

風情ある東屋風造りの
黒湯温泉の露天風呂

広葉樹の森に囲まれ
秋は紅葉に埋もれる黒湯温泉

旅ルートはこう組もう

乳頭温泉郷は、角館観光の宿泊地としてもぴったり!これからの季節は、紅葉や雪の角館&雪見風呂も粋ですね。

宮城

作並温泉

自然が美しい由緒正しき仙台の奥座敷

約1300年の歴史を誇り、仙台の奥座敷と呼ばれる作並温泉。仙台市街地から車で40分と立地も魅力です。広瀬川を望む眺望自慢の風呂に入りましょう。鷹泉閣 岩松旅館の天然岩風呂は、新緑や紅葉に染まる自然が魅力です。

湯の原ホテルの展望大浴場からは
四季の移ろいが目前に堪能できます

山形

銀山温泉

木造旅館が並ぶ大正モダンな温泉街

銀山側の両側に、大正・昭和時代に建てられた和洋折衷の木造旅館が並びます。石畳の通りやガス灯が灯るノスタルジックな街並みは、旅情たっぷりです。これからの季節は、雪にガス灯の光が反射する冬の温泉街も幻想的です。

銀山温泉のシンボルの能登屋旅館の建物は
国の有形文化財に指定されている

能登屋旅館は男女それぞれの
浴場に露天風呂を備える

青森

酸ヶ湯温泉

巨大な湯小屋で名湯を楽しむ

酸ヶ湯温泉は、江戸時代から湯治場として栄え、湯治療法を確立した湯として知られる温泉です。混浴の「ヒバ千人風呂」は、160畳もの広さを誇る圧巻の浴場。男女別の小浴場もあります。効能あらたかな名湯は、身体を芯から温めてくれます。

青森

大間のクロマグロは、
黒いダイヤモンド!

岩手

旨辛スープがやみつきの盛岡冷麺

秋田

きりたんぽ鍋で温まろう!

宮城

肉汁あふれる牛たん焼き

山形

板そばの滋味深い味を堪能

東北への旅の楽しみといえば、活きのよい魚介や有名ブランド肉など豊かな食材を生かしたグルメの数々!地元に根付いた滋味あふれる郷土料理も、ぜひ味わいましょう。東北だからこそ出会える、絶品グルメを一挙ご紹介します!

 青森グルメ

三方を海に囲まれた青森には、多彩な海の幸が勢ぞろい。素材のよさを生かした郷土料理をご堪能あれ!

青森・下北半島

大間のまぐろ

うまさの秘密

津軽海峡の荒波を泳ぎまわり、栄養価の高いさんまやいかを食べて育ったまぐろは、赤身と脂のバランスが抜群!
伝統漁法の一本釣りや延縄漁で釣り上げたクロマグロは、「黒いダイヤモンド」とも呼ばれる超一級品です。

極上の脂がのるブランドまぐろ

まぐろ長宝丸


まぐろづくし丼
大間産クロマグロの大トロ、中トロ、赤身を、丼からはみ出るほど贅沢に盛り付けた丼は目にも鮮やか!これは、宝石箱や~!

青森・津軽

じゃっぱ汁

青森の冬を代表する魚・たらのアラ(じゃっぱ)を、たっぷりの野菜と一緒に煮込んだ郷土料理。塩や味噌など、味付けは店ごとにさまざまです。

心も体も温まる
素朴な味わいの名物汁

みちのく料理 西むら アスパム店


じゃっぱ汁
新鮮なたらと、大根やにんじんなどの根菜類を使い、味噌仕立てに。たらの濃厚なだしが味に深みをプラス。

青森・八戸

いちご煮

うまさの秘密

魚介の豊富な八戸地方ならではの名物。うにとあわびを贅沢に使い、乳白色の汁に沈むうにが、野いちごのように見えることからその名の由来。
味付けは塩と少量の醤油でシンプルに。刻んだ青じそが添えられるのが定番です。

うにとあわびのお吸い物

割烹さんりく


いちご煮
スープはあっさりした味わいで、うにのまろやかな甘みがひき立ちます。あわびのコリッとした食感も楽しい一品です。

 岩手グルメ

盛岡冷麺、わんこそばなど、麺が有名な岩手。訪れたら必ず食べたいご当地グルメです。鮮度が自慢の三陸魚介も味わいましょう!

岩手・盛岡

盛岡冷麺

うまさの秘密

「食道園」の初代店主が、平壌(ぴょんやん)の冷麺と咸興(はむふん)の辛い麺を組み合わせて考案したご当地麺です。歯ごたえのある麺とうまみたっぷりのスープが特徴で、たっぷりの牛骨と牛肉、鶏ガラがベースです。

もちもちの麺に
旨辛スープがマッチ

食道園


冷麺
手ごねで打った麺は独特の弾力が楽しく、噛むほどに味が出る。キリッと冷たいスープに、キムチの辛みと酸味が深みをプラス。

岩手・盛岡

わんこそば

南部地方に伝わる「そば振る舞い」に由来したおもてなし料理。給仕さんが隣に立ち、かけ声とともにゆでたてのそばを一口分ずつお椀に滑り込ませ味わいます。

おもてなしの心から生まれた名物そば

直利庵


わんこそば
国産そば粉を使ったそばは、さらりとした口あたりで食べやすい。刺身や山菜など全9種類の薬味が付いています。

岩手・三陸海岸

三陸魚介

うまさの秘密

親潮と黒潮が出会う三陸沖は、年間を通じて多くの魚介が獲れる好漁場。栄養たっぷりの山水が海水と混ざり合うことで、魚のえさとなるプランクトンが大量に発生するのです。

ピチピチ魚介がてんこ盛り

レストラン山海里


漁師なげこみ丼
まぐろやたこ、サーモンなど新鮮な魚介類を7種類盛った人気の海鮮丼。ネタは時期によって異なります。

 秋田グルメ

冬の寒さが厳しい秋田には、きりたんぽ鍋やしょっつる鍋などの鍋料理が勢ぞろい!米どころならではの地酒の豊富さも魅力です。

秋田全域

きりたんぽ鍋

うまさの秘密

つぶしたご飯を杉の棒に巻き付けて焼いた「たんぽ」を切り、比内地鶏のだしで煮込んだ鍋料理。「きりたんぽ」は、じっくり焼き上げることで煮くずれしにくくなり、もちもちした食感になるのです。

比内地鶏のうまみがじゅわり

お多福


きりたんぽ鍋
香ばしいきりたんぽに、コクのあるスープがたっぷり染み込む。せりのシャキッとした食感や、まいたけの独特の香りもたまらない。

秋田全域

比内地鶏

うまさの秘密

比内地鶏は、国の天然記念物の比内鶏とロードアイランドレッドをかけ合わせた「日本三大地鶏」のひとつ。飼育方法の基準が厳しく、28日齢以降1㎡あたり5羽以下の密度で平飼い、または放し飼いでのびのびと育ちます。

ジューシーな肉質が魅力

本家あべや 秋田店


比内地鶏親子丼(並)
肉や卵、だしにも比内地鶏を使った贅沢な親子丼。肉は噛むほどにうまみがあふれ、とろとろの卵がよくからみます。

秋田全域

しょっつる鍋

秋田県の県魚・ハタハタを余すところなく使った鍋料理。ハタハタで作る魚醤「しょっつる」を味付けに使い、「ブリコ」と呼ばれるハタハタの卵も入っています。

ハタハタのおいしさが凝縮

秋田川反漁屋酒場 大町本店


しょっつる鍋
ブリコが入ったハタハタを使ったしょっつる鍋は日本酒にもぴったり。

 宮城グルメ

宮城のグルメといえば、仙台の牛たん焼き!気仙沼名物のふかひれも忘れてはいけません。素朴な味わいの郷土料理・ずんだを使ったスイーツも人気あり!

宮城・仙台

牛たん焼き

うまさの秘密

分厚くカットした牛たんを熟成させ、炭火でじっくり焼き上げるのが仙台流!厚みのある牛たんに切り込みを入れ、食べごたえと歯ざわりのよさを両立しています。香ばしい肉汁と、サクッと噛み切れる食感が本場の味です。

肉汁がジュワッとあふれる
極厚牛たん

旨味 太助


牛タン焼き定食
うまみが凝縮した牛たん焼きは、伝統の技が生み出す極上の逸品。麦飯とテールスープが付く定食スタイルで味わうのが基本です。

宮城・仙台

ずんだ餅

ゆでた枝豆をすりつぶし砂糖を加えて餡にした「ずんだ」は、宮城を代表する郷土料理のひとつ。餅にたっぷりからめて味わうのが定番。最近は多彩なアレンジスイーツも登場しています。

枝豆餡の和スイーツ

村上屋餅店


づんだ餅
宮城県産のもち米・みやこがねでついた餅は、コシが強くきめ細やか。色鮮やかな餡は枝豆の風味が生きています。

宮城・気仙沼

ふかひれ

気仙沼はサメの水揚げ量日本一として知られる港町。ふかひれを食べられる店も多く、寿司や丼でおいしく 味わうことができますよ。

気仙沼名物の
ふかひれが丼ぶりに!

気仙沼 ゆう寿司


ふかひれW丼
カニちらしの上にヨシキリザメとモウカザメのふかひれがのった豪華な丼。

 山形グルメ

四季折々の食材に恵まれた山形には、素朴な郷土料理や個性的な麺料理が勢ぞろい。山形といえばのあのソウルフードから、始めましょう。

山形全域

芋煮

うまさの秘密

里いもが出回る時季に作られ、河原で芋煮を囲む「芋煮会」は秋の風物詩。地域ごとに具材や味付けが異なり、牛肉入りの醤油味が山形風です。

山形県民のソウルフード

いのこ家 山形田


芋煮
牛肉のコクが染み出た汁に具材がたっぷり!1人前ずつ小鍋で提供されるので、あつあつの状態で楽しめます。

山形・米沢

米沢牛

うまさの秘密

日本三大和牛のひとつで、とろけるような舌ざわりとまろやかな脂のうまみが特徴です。米沢牛はすべて生後32か月以上で未経産の雌牛。一頭一頭に目が届くよう、少数飼育で手をかけて大切に育てられています。

ブランド牛に舌つづみ

お食事処 米沢牛 登起波


すき焼きコース(特選)
名物のすき焼きは、割下に味噌を加えた特製ダレで味わいます。きれいなサシが入った霜降り肉は、リブロースの芯の部分。

山形全域

板そば

うまさの秘密

周囲の山々がもたらすきれいな水は、そばの栽培に欠かせません。山形の寒暖差の大きい気候も、そばの香りや甘みを引き立てます。そばの実をまるごと挽いて打った太切りの麺は、滋味深い味わいです。

噛むほどに広がるうまみ

あらきそば


うす毛利
杉板の器に盛られた昔ながらの板そばは、自家製粉のそばを使い、100年前から変わらない製法で打っています。

 福島グルメ

ラーメンに餃子、インパクト大の名物丼や滋味あふれる郷土料理まで、幅広いジャンルの名物グルメがそろう福島。人気銘柄が豊富な日本酒は、田楽と一緒にどうぞ。

福島・喜多方

喜多方ラーメン

うまさの秘密

大正末期に誕生したと伝わるご当地ラーメン。喜多方市内に100軒以上もの店がひしめき、それぞれに独自の味を展開しています。
太めの平打ち縮れ麺はコシがある食べごたえで、スープとのからみも抜群!

日本三大ラーメンのひとつ

源来軒


中華そば
喜多方ラーメンを代表するメニュー。麺は弾力があり、素材のうまみが凝縮したスープは、素朴ながらも深みのある味わい。

福島・会津若松

田楽

会津地方は、味噌の名産地。江戸時代創業の味噌店も残っています。餅や里いもなどに味噌ダレを付け、囲炉裏の炭火でじっくりと焼き上げる田楽。芳ばしい香りは日本酒にもぴったり!

囲炉裏でじっくりと焼く

満田屋


田楽コース
赤味噌に砂糖や薬味を練り込んだタレを使っています。食材に合わせて味噌の種類を変えるのがこだわり。

福島・会津若松

ソースカツ丼

うまさ秘密

ご飯の上に千切りのキャベツ、甘辛いソースをからめた揚げたてのカツをのせたボリューミーな丼。ウスターソースを基本に、店ごとに工夫を凝らすオリジナルのソースは、ほどよく甘めでカツとの相性がすばらしい一品です。

ビッグサイズの名物丼

名物カツ丼の店 白孔雀食堂


名物カツ丼
上質なロースで作るカツは、器からはみ出るほどの大きさ。創業以来3代にわたって継ぎ足すタレをたっぷりかけていただきます。

次号予告:11月初旬に公開予定

特集

憧れの京もみじに会いに
秋の紅葉京都旅

特集

世界遺産にカフェ、ショッピングも♪
イタリアでしたいコト5

月刊まっぷるバックナンバーをチェック