
更新日: 2023年2月14日
ほうじ茶でリラックス おいしい淹れ方&お取り寄せスイーツ、ほうじ茶の楽しみ方ご紹介
こうばしい香りが魅力のほうじ茶。
ふわっと広がるいい香りに癒やされますよね。
スッキリとした軽い飲みくちで、どんな食べ物とも相性抜群。渋みはあまりなくカフェインも少ないので、子どもから年配の方まで安心して飲むことができます。
また最近では、ほうじ茶を使ったドリンクやスイーツも登場して人気になっています。
今回は、おいしいほうじ茶の淹れ方や、おうちでできる簡単アレンジ、お取り寄せできるほうじ茶スイーツなど、ほうじ茶の楽しみ方をご紹介します。
この記事の目次
ほうじ茶を知ろう!つくり方やおいしい淹れ方は?
ほうじ茶とは、煎茶や番茶などの茶葉を高温で焙じてつくるお茶のこと。
もともとは、安価な茶葉からつくられていたため、家庭で日常に飲むお茶として流通していましたが、現在では良質な茶葉でつくったものなど、こだわりのほうじ茶も見られるようになりました。
焙じることでカフェインが少なくなるので、刺激が弱く胃にもやさしいお茶なんです。
自宅でほうじ茶をつくってみよう
ほうじ茶は自宅でも簡単につくることができます。
家にある煎茶や番茶をフッ素樹脂加工(テフロン加工)のフライパンで煎れば、ほうじ茶のできあがり!飲まずに古くなってしまった茶葉でも大丈夫。煎っている間、部屋中にいい香りが広がります。
細かい茶葉は焦げやすいので、ざるや茶こしで振るい、あらかじめ取り除いておきましょう。焦げないように混ぜながら、中火で茶葉が茶色くなるまで煎ります。
煎りたてのこうばしさは格別ですよ!
なお、自分でつくったほうじ茶は、なるべく早めに飲み切るようにしましょう。
ほうじ茶のおいしい淹れ方を知ろう
ほうじ茶のおいしい淹れ方を、日本茶について幅広い知識を持つ日本茶インストラクターの方に教えてもらいました。
「ほうじ茶は、さっぱりとした飲みくちと、こうばしさを楽しむお茶。誰でも簡単に失敗なく淹れられるので、ぜひ試してみてくださいね。香りが引き立つように、高温のお湯を使うのがポイントです」
①ほうじ茶大さじ1~2杯(約5g)を急須に入れる
②熱湯(約200cc)を急須へ注ぐ
③20~30秒待ったら、湯のみへ注ぐ
焙煎の浅いほうじ茶の場合は、少し冷ましたお湯(約90℃)を使うと、よりおいしく淹れられます。
茶葉やお湯の量はお好みにより調整を。熱いお湯を使うので、湯のみは少し大きめで厚手のものがおすすめ。マグカップでもOKです。
焙煎によって味わいが異なる!ほうじ茶を飲み比べ
ひと言でほうじ茶といっても、焙煎度合によって味わいが大きく異なります。
焙煎が強くなるほど香りも味もこうばしくなり、茶葉の色も抽出されるお茶の色も濃くなります。また、お茶の茎の部分を焙じると甘みが増し、葉が入るとコクが出るといった違いも。
飲み比べをして、お気に入りのほうじ茶を見つけてくださいね。
上品で軽やかな味と香り「浅煎りほうじ茶」
浅煎りほうじ茶は、茶葉をごく浅く焙煎したほうじ茶です。
茶葉は緑色が残るものから淡いベージュ色で、一般にイメージするほうじ茶よりだいぶ色が薄いかもしれません。淹れると透き通った琥珀色で、味わいは甘く華やかな香りが特徴です。
写真のほうじ茶は、横田園(埼玉県・狭山)の「特上ほうじ茶」。一番茶の良質な茎を低温で浅く丁寧に焙煎した高級なほうじ茶は、ほのかに甘く上品な味わい。お取り寄せもできるので、試してみてはいかがですか?
横田園
>>公式HPはこちら
ほうじ茶好きにおすすめのしっかりとした味わい「深煎りほうじ茶」
じっくりと時間をかけて焙じたのが深煎りほうじ茶。
こうばしい焙煎の香りと、濃くしっかりとした色と味わいが特徴で、ほうじ茶のこうばしい香りが好きな方には、特におすすめです。
写真のほうじ茶は、中窪製茶園(京都府・南山城)の「深煎りほうじ茶」。一番茶の大きくなった芽を深く焙煎したもので、少しスモーキーな香りも楽しめますよ。お取り寄せも可能です。
中窪製茶園
>>公式HPはこちら
半発酵茶を使ったものも!「新感覚ほうじ茶」
こちらは、半発酵茶の茶葉を使っためずらしい「半発酵のほうじ茶」。
半発酵茶とは、摘んだ茶葉をしばらくおき、発酵が進んでからつくるお茶のことで、ウーロン茶などがこれにあたります。ちなみに緑茶は発酵させずにつくるお茶、紅茶は完全に発酵させてからつくるお茶で、もとはすべて同じお茶の葉です。
「半発酵のほうじ茶」は、半発酵茶を高温で焙じてつくられるので、こうばしい香りに加え、半発酵茶特有の甘く花のような香りも楽しめます。飲みくちはまるで中国茶のよう!
写真は、丸高農園(静岡県・本山)の「半発酵のほうじ茶」。お取り寄せもできるので、新感覚のほうじ茶を味わってみてくださいね。
丸高農園
>>公式HPはこちら
旅行だけでなく日常も楽しく!をコンセプトに、生活を豊かにしてくれるアイテムを厳選して紹介。
日用品からコスメ、ベビー用品、音楽、DIY用品など、ジャンルという壁を作らず、目利き力のある編集者がおすすめアイテムをセレクトします。
何を買えばよいかわからないを無くすことをモットーに、皆さんの生活が豊かになるアイテム選びのお手伝いができるコンテンツを日々制作しています。