益子焼
江戸末期から受け継がれてきた郷土の陶芸
江戸時代、笠間焼の技法を学んだ大塚啓三郎が、益子に窯場を築いたことから益子焼の歴史は始まる。人間国宝の陶芸家・濱田庄司により、益子焼は芸術品にまで高められて発展。

益子焼窯元 つかもと(マシコヤキカマモトツカモト)
益子焼のテーマパーク
140年の歴史を誇る益子焼の窯元。約4万坪の広大な敷地に益子焼工場、カフェ、美術館、ショップなどを併設しており、益子焼の魅力を十分に感じることができる。

益子焼窯元 つかもと
- 住所
- 栃木県芳賀郡益子町益子4264
- 交通
- 真岡鐵道益子駅から東野交通宇都宮行きバスで4分、益子参考館入口下車、徒歩15分
- 料金
- ろくろ体験(要予約)=2700円/手ひねり=1400円/絵付け=500円~/美術記念館入館料=大人300円、小学生150円/
益子焼窯元共販センター(マシコヤキカマモトキョウハンセンター)
巨大なタヌキが目印
日用雑貨、みやげ品から作家ものまでそろう、益子最大の展示即売センター。約270の窯元の作品が一堂に集まり、15の売店、3つのギャラリー、展示施設やレストランまである。

益子焼窯元共販センター
- 住所
- 栃木県芳賀郡益子町益子706-2
- 交通
- 真岡鐵道益子駅から徒歩20分
- 料金
- 湯呑み=250円~/茶碗=490円~/手びねり=1728円/絵付け=486円~/陶芸教室ろくろ(ロクロ使用料・粘土代込、焼き上げ料・送料別)=1728円~(1時間)、2376円(2時間)/
大誠窯(ダイセイガマ)
登り窯で焼く正統派益子焼
店舗裏に登り窯と作業場を持つ。古い農家風の店内には、黒に柿色、益子の土、釉薬、窯で焼きあげた、正統派の益子焼が並ぶ。画家・山下清、写真家・土門拳らも訪れた。
益子陶芸村(マシコトウゲイムラ)
8つの店舗が集う村
作家直営のうつわ店、陶芸体験、レトロな物たち、自家焙煎珈琲、アジアの衣料と雑貨、8つの個性的な店舗が勢揃いした充実の施設。

益子陶芸教室(岩下製陶)(マシコトウゲイキョウシツイワシタセイトウ)
老舗の窯元で学ぶ陶芸。少人数制で丁寧に指導してくれる
慶応2(1866)年創業の伝統ある窯元で行われている陶芸教室。ベテランの主人が丁寧に教えてくれる。町指定文化財の大きな登り窯も雰囲気抜群。隣の店舗では伝統的な益子焼を販売している。

益子陶芸教室(岩下製陶)
- 住所
- 栃木県芳賀郡益子町益子3070岩下製陶
- 交通
- 真岡鐵道益子駅から東野交通宇都宮行きバスで4分、道祖土上下車すぐ
- 料金
- 絵付け=600円~/ロクロ・手びねり=4000円~(作品含む、予約優先)/(送料別1000円)
やまに大塚(ヤマニオオツカ)
お気に入りの器を見つけに行こう
城内坂焼物通りを登りきると道の両サイドにある陶器店。作家作品や実用食器のコーナー、企画展が好評のギャラリーなどがあり、心豊かな時間が楽しめる。

やまに大塚
- 住所
- 栃木県芳賀郡益子町城内坂88
- 交通
- 真岡鐵道益子駅から徒歩20分
- 料金
- フリーカップ=1000円~/電気スタンド=3885円~/夫婦湯呑=1800円~/マグカップ=900円~/ラスク=540円~/
民芸店ましこ(ミンゲイテンマシコ)
益子焼を選ぶ楽しみ使う喜びをお伝え。暮らしをより豊かなものへ
陶芸家、浜田庄司氏とも親交のあった先代が、昭和27(1952)年に、益子町内初の益子焼専門店として開業。シンプルで飽きのこない器を中心に揃えている。

民芸店ましこ
- 住所
- 栃木県芳賀郡益子町益子2901
- 交通
- 真岡鐵道益子駅から徒歩13分
- 料金
- 手づくり湯のみ=1080円~/マグカップ=1620円~/お皿=1080円~/飯碗=972円~/
壺々炉(ココロ)
焼き物の店でゆっくりコーヒーを
益子焼のショップスペースとカフェがあり、カフェではスイートポテトやベイクドチーズケーキなどの自家製スイーツが好評。カフェで使用する益子焼はショップでも購入可。

壺々炉
- 住所
- 栃木県芳賀郡益子町城内坂138
- 交通
- 真岡鐵道益子駅から東野交通宇都宮行きバスで2分、城内坂下車すぐ
- 料金
- えびのトマトクリームパスタ=920円/パスタセット=1330円(サラダ、スープ付)/壺々炉のステーキ=1540円(150g)/クリームあんみつ=660円/スイートポテト=460円/
趣味の器 陶楽(シュミノウツワトウラク)
目移りしながら選ぶ楽しさ
大御所から若手まで、60人以上の作家の作品を扱う。近年は日常使いに最適なかわいらしい雰囲気の作品が人気。手ごろな価格のものから上等なものまで取り揃える。

趣味の器 陶楽
- 住所
- 栃木県芳賀郡益子町益子2983-4
- 交通
- 真岡鐵道益子駅から東野交通宇都宮行きバスで5分、道祖土下下車すぐ
- 料金
- 桜の煎茶カップ=1620円/桜のカフェオレボウル(単品)=1836円/桜の夫婦湯呑みセット=4320円/
もえぎ城内坂店(モエギジョウナイサカテン)
益子焼の新たな才能にふれる
“作家と一緒に育つ”というコンセプトを大切にし、20~30代のフレッシュな若手作家の作品を多数扱うお店。2週間ごとに入れ替わる展示スペースも常設している。
