尾瀬のミズバショウ
湿原を可憐に彩る純白のミズバショウ
湿原に群れ咲くサトイモ科の多年草。低地では4月~5月、高地では融雪後の5月~7月に開花する。花は、香りの良い小さな花が集まった棒状の肉穂花序で、純白の仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれている。開花途中から伸び出す葉の緑との対比が美しい。自然の宝庫・尾瀬に咲くミズバショウはハイキングに訪れる人々の目を楽しませる。
大清水(オオシミズ)
美しいミズバショウが咲き誇る名所。見頃は4月下旬~5月中旬
尾瀬沼の登山口となる。ゴールデンウィークの頃になると美しいミズバショウが咲きそろい、登山舎の目を楽しませてくれる。
玉原高原のミズバショウ(タンバラコウゲンノミズバショウ)
5月上旬にはミズバショウの花が見事で「小尾瀬」とも呼ばれる
標高1200~1500mの玉原高原。「小尾瀬」とも呼ばれる玉原湿原では5月上旬にミズバショウが花のピークを迎える。
尾瀬沼のミズバショウ・キスゲ(オゼヌマノミズバショウキスゲ)
歌にもうたわれる、尾瀬に夏を告げる風物詩
尾瀬は歌にも唄われているミズバショウの名所。湿原・高山植物の宝庫でもあり、特にニッコウキスゲの群生は見事だ。初夏から夏にかけてのシーズンにはハイカーで賑わう。