鳥取のハナショウブ・カキツバタ
微妙な色合いの白や紫の花が水辺を彩る
いずれもアヤメ科の花で、湿地や水辺に生育するので見分けはむずかしいが、ハナショウブは花が比較的大きくて弁元が黄色い。カキツバタは弁元に細長い白い筋がある。岩美町・唐川湿原のカキツバタの群落は国の天然記念物に指定。湯梨浜町・東郷湖羽合臨海公園でも美しい花姿が楽しめる。
唐川のカキツバタ群落(カラカワノカキツバタグンラク)
湿原一帯が紫色に染まる
谷間に広がる中国山地有数の湿原。小川や池に沿って大小の湿原が分布し、下流に広がる湿原は、国の天然記念物でもあるカキツバタの大群落があることでも有名。
東郷湖羽合臨海公園のハナショウブ(トウゴウコハワイリンカイコウエンノハナショウブ)
色とりどりのハナショウブが多くの人を魅了
公園内にある、あやめ池には5月には藤棚、6月には3万株もの花菖蒲が花を咲かせる。園内にはその他に多目的広場やスポーツセンターなどがある。