奈良のアジサイ
雨がもっとも似合う梅雨時の可憐な花
開花から日が経つにつれて花の色が変わっていくことから「七変化」と呼ばれる。白やピンク、紫、水色、青など、さまざまな色合いは土壌の酸性度の違いが生むもので、全国各地にアジサイ寺やアジサイロードと呼ばれる名所がある。古都らしく、古刹を彩るアジサイが見事なスポットが多く、とりわけ大和郡山の矢田寺が有名。
花の郷滝谷花しょうぶ園(ハナノサトタキダニハナショウブエン)
広い園内を散策しながら美しい花々を楽しむ
広さ約1万坪、6月にはハナショウブが咲き誇る花の名所。他にもシダレ桜、スイレン、バラ、アジサイなどが次々と開花する。7~9月はブルーベリー摘みやジャム作り体験ができる。
花の郷滝谷花しょうぶ園
- 住所
- 奈良県宇陀市室生滝谷348
- 交通
- 近鉄大阪線三本松駅から徒歩25分(4月中旬~6月下旬のしょうぶシーズンのみ奈良交通の臨時バスあり、6分、その他の時期は要連絡で送迎あり)
- 料金
- 入場料=800円(4月上旬)、500円(7月中旬~9月下旬)、400円(10月上旬~11月下旬)、無料(12月~翌3月下旬)/
柳生花しょうぶ園(ヤギュウハナショウブエン)
初夏の美しい花園
休耕田を利用して造られた花しょうぶ園。6月には約1万平方メートルの園内に約400種、80万株の白や紫の花ショウブが咲き競う。アジサイ、スイレンなども見られる。

矢田寺のアジサイ(ヤタデラノアジサイ)
別名、あじさい寺。シーズンには約1万株の花で埋めつくされる
別名をあじさい寺と呼ばれ親しまれている。アジサイの育成に適した環境から、6月から7月のシーズンには約1万株のアジサイの花で埋めつくされる。
