宇都宮のヒガンバナ
秋の彼岸に異彩を放って咲く真紅の花
秋の彼岸頃(9月下旬)に花を咲かせることからその名が付いた多年草。仏教伝説では、法華経が説かれた時に天から降った4色の花、四華(しけ)のひとつとされ、赤い花を意味する曼珠沙華(マンジュシャゲ)の別名を持つ。日本各地の田の畦や土手などに群生し、栃木県鹿沼市の常楽寺が名所として知られている。

常楽寺のヒガンバナ(ジョウラクジノヒガンバナ)
真っ赤な彼岸花と風情ある常楽寺とのコントラストが美しい
参道と境内にヒガンバナが群生している常楽寺。9月20日頃が見ごろだが、雨が少ない年には、花期がしばしば遅れる。梅、桜もある。
乙女かわらの里公園のヒガンバナ(オトメカワラノサトコウエンノヒガンバナ)
9月下旬には遊歩道に沿って彼岸花が咲き、祭りも開催される
公園内の遊歩道に沿って約1kmにわたり、彼岸花が咲き、見ごろの9月下旬には曼珠沙華まつりを開催している。
