上海【新天地】は変化し続けるリノベスポット！

新天地ってこんな街

街歩きのポイント

古き良き街並みを歩いてお好みの一軒を探そう
上海特有の長屋風集合住宅「石庫門」をリノベーションしたプチタウン。古き良き上海の街並みにカフェやショップが軒を連ねるスポットとして、オープン以来、世界中の観光客をひきつけている。街は歩くだけなら15分ほどでまわれるが、ゆっくり時間をかけて散策したい。オープンカフェでのんびりくつろげば、気分は街の住人。オシャレな上海人たちを観察してみよう。

アクセス

地下鉄一号線黄陂南路駅
馬当路をまっすぐ進む。太倉路まで行くと北里のレンガ造りの街並が見える。
地下鉄十、十三号線新天地駅
新天地時尚や南里にはこちらが近い。馬当路を自忠路まで行くと南里が見える。

石庫門屋里廂シークーメンウーリーシャン

石庫門建築の家屋を再現
石庫門の構造や歴史、当時の人々の生活が写真パネルなどで紹介されている。書斎や寝室、台所、応接間などが再現され、まるで誰かの家へお邪魔したような気分。オールド上海ファンには興味深い内容だ。

石庫門建築って何？

石庫門（シークーメン）とは上海独特の建築様式で、グレーとオレンジ色のレンガを組み合わせた門、2階建ての長屋風の外観、屋根に突き出した出窓「老虎窓（ろうこそう）」などが特徴。1900年代初めに造られた住宅の多くがこの様式を用いている。石庫門住宅が続く路地を「里弄」「里」「坊」などと呼ぶこともある。当時、上海人の約4割がこの石庫門住宅に住んでいたという。

コヴァ

ミラノの絶品スイーツを堪能
新天地の北側入口にテラス席があるケーキショップ。テイクアウトコーナーとカフェスペースがあり、チョコレートや焼菓子はおみやげにもできる。手作りケーキはどれもフルーティで濃厚な味わい。材料はすべてミラノから取り寄せているそう。

夜上海イエシャンハイ

ジャズと上海料理の贅沢な夜を
石庫門の民家をそのまま使ったレトロな店舗と、甘辛さや油っぽさを抑えたヘルシーな上海料理が人気。新天地一の老舗で、いつも同じスタッフが迎えてくれるのも魅力。長年の常連も多い。週末の朝はブランチ、19時半からはジャズの生演奏もある。

孔雀コンチュエ

エレガントに四川料理を
上海のリノベーションスポットのさきがけとして知られる新天地。孔雀は、その北里エリアに位置する。特徴は、一般の四川料理店とは一線を画すエレガントな空間。一方で料理は、伝統の味を今に伝える素朴な味わい。地元客が多いのもうなずける。味はもちろん、清潔感のある落ちついた雰囲気も、評価が高い。

ティーエイト

カップルで大人の隠れ家へ
素材の味を生かしたモダン･フレンチが味わえるレストラン･バー。長年、上海の高級ダイニングシーンをけん引してきた。店内は、間接照明でムード満点なテーブル席やソファ席、バーカウンターなど、コーナーごとに趣を変えている。

新天地時尚シンティエンディーシーシャン

駅直結のショッピングモールに注目!
新天地駅から新天地までのコンコース代わりになっているファッションビル。アニエスベーの旗艦店が入っているほか、香港発の個性派ブランドや日系雑貨店なども多数。地下にはスーパーもある。