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2017年12月21日

ドイツ

ドイツ【ノイシュヴァンシュタイン城】内部を徹底解説!

by mapple

美しい絵画や宝石箱が訪れる人を魅了する 更衣室 Ankleidezimmer

王が着替えをする部屋。壁の絵画はワーグナーのオペラ『ニュルンベルクのマイスタージンガー』など。

モチーフとなった作品
『ニュルンベルクのマイスタージンガー』Die Meistersinger von Nürnberg
騎士ヴァルターが見初めた娘エファは、ヨハネ祭で行なわれる歌合戦の優勝者に求婚されることになっていた。ヴァルターは、参加条件となるマイスタージンガーの資格を得るために試験を受けることを決意、波乱の物語が始まる。

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ankleidezimmer_370.jpg, by J. SQUIRES PHOTOGRAPHY, CC BY-ND

ほかの部屋の天井は木張りだが、ここは天井画が描かれている

国王のお気に入りの品が集められた一室 居間 Wohnzimmer

4階にある王の居間。部屋の壁一面には、ワーグナーのオペラのモチーフにもなった『ローエングリン』の場面が描かれている。客を迎えるサロンと王専用の小部屋「白鳥の間」に区分されており、まわりを見渡せば、王の好みとこだわりが感じられる。

モチーフとなった作品
『ローエングリン』 Lohengrin
弟殺しの罪に問われた娘エルザを、突然現れた白鳥の騎士が救う物語。ふたりは結婚するが、娘は素性のわからぬ騎士に疑念を抱いてしまい、悲劇の終焉を迎える。

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写真左奥に飾られているのが、王が愛した『ローエングリン』の絵画

幻想的な人工の洞窟で王の空想世界を垣間見る 洞窟 Grottea

粗麻と石膏で造られた人工の鍾乳洞。オペラ『タンホイザー』の絵画が置かれた執務室への導入になっている。

モチーフとなった作品
『タンホイザー』 Tannhäuser
騎士歌人タンホイザーと領主の姪エリザベスの純愛物語で、劇中の歌合戦は名シーン。執務室にはダンス音楽を奏でたり、ウルバン4世に贖罪したりするタンホイザーが描かれている。

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小さな空間だが独特の雰囲気が漂う。王の好んだ世界観がわかる

金銀財宝で彩られた王の華やかな書斎 執務室 Arbeitszimmer

王が書斎として使用したロマネスク様式の部屋。『タンホイザー』をモチーフにした絵画が飾られ、背後のカーテンのバイエルン紋章は金銀の刺繍。照明やペン立ては純金メッキ。

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モデルとなったアイゼナハのヴァルトブルク城と同じ造りをしている

オペラを愛した王が築いた夢の舞台 歌人の間 Sängersaal

ガイドツアーの最後に訪れるのがハイライトの「歌人の間」。ワーグナーファンの王はオペラ『タンホイザー』の舞台となったヴァルトブルク城の「歌人の間」に憧れて設計を命じた。この豪華な広間を中心に、城全体が設計されたという。

モチーフとなった作品
『パルジファル』 Parsifal
中世スペインを舞台に、聖槍と聖杯をめぐって壮絶な戦いを繰り広げる主人公・パルジファル。戦いを通じて成長し騎士となる様子が描かれている。

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Schloss Neuschwanstein, by Mathias Apitz (München), CC BY-ND

王の存命中に広間を使うことはなかった

筆者 : mapple

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奥付:
この記事の出展元は「まっぷるドイツ ロマンティック街道」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2017年6月〜8月現在のものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。また、掲載の商品は取材時のもので、現在取り扱っていない可能性があります。