【パリ】ヴィンテージショップ&古着屋めぐり!
今回紹介したいのは、観光名所を回る旅行とはまた一味違うパリめぐり。パリにはたくさんのヴィンテージショップが存在します。人と同じなんてつまらないと、オリジナルであることを重要視するパリジャンたちの多くは...
サン・バルテルミの虐殺の合図の鐘
教会の起源は8世紀にさかのぼる。現在の建物は5世紀という長い歳月をかけて建築されたため、ロマネスク、中期ゴシック、フランボワイヤン、ルネサンスなど各時代の教会建築様式が混在している。15世紀に造られた翼廊のステンドグラスと2つのバラ窓は必見。
内陣は中期ゴシック様式が見られる
フェロヌリ通り11番地。40年もの宗教対立を終結させるなど優れた施政者だったアンリ4世が1610年5月14日ここで暗殺された。該当場所は敷石で示されている。
ユリの花とアンリ4世の文字が刻まれている
逸話に事欠かないパリ屈指の教会
ノートル・ダム寺院を模して17世紀に建てられた教会はゴシック様式とルネサンス様式が混在しており、パリで最も美しい教会のひとつと讃えられている。ベルリオーズやリストが演奏したこともあるパイプオルガンと聖歌隊の美声でも有名。ポンパドゥール夫人はここで洗礼を受け、1778年にはモーツァルト参列のもと、彼の母親の葬儀が執り行なわれた。
1637年完成。外観はゴシック様式
聴く人々を魅了するパイプオルガン
数々の逸話が残る教会内部はルネサンス様式
共同墓地から活気あふれる広場に
1549年アンリ2世のパリ入市を記念して建設、18世紀末に移転された。当初からある3面の装飾はルーヴルを手がけたグジョンによるもので、エレガントな5つのニンフ像や繊細な彫刻はフォンテーヌブロー派ならではの表現だ。
建築当初は壁に設置された3面の建物だった
パリ最古の鐘と聖水盤が残る
7世紀にこの地で他界したと伝えられる聖メリは捕虜たちの守護神。現在の教会堂は1612年完成だが、小塔の鐘は1331年製。聖水盤には聖女アンヌ(聖母の母)に関するレリーフが施されている。かつてサン・サーンスが奏者を務めたパイプオルガンは装飾が見事だ。
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