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更新日:2020年4月13日
ドイツ【マイセン】ヨーロッパ最古の陶磁器の街
美しい陶磁器のマイセン焼で知られるマイセンはエルベ川沿いにある小さな街。高台にあるアルブレヒト城はその発祥の地だ。
マイセン
ヨーロッパ最古の陶磁器の街へ
ドレスデンの北西25㎞に位置するマイセンはエルベ渓谷の終点に位置する小都市。しかし世界中にその名が知れ渡っているのは、有名な高級陶磁器マイセン焼の故郷だからだ。17世紀の頃、ヨーロッパの王侯貴族の間では、日本の伊万里焼はじめ東洋の磁器が大ブームとなった。ザクセン選帝侯のアウグスト強王は熱狂的な陶磁器のコレクターで、1705年、ドイツの錬金術師ベトガーに命じて陶磁器の研究を始めさせた。4年後にベトガーは白磁の製法を発明したが、アウグスト強王はその秘密を守るため彼をアルブレヒト城に幽閉。ベトガーは37歳の若さで亡くなった。これがのちに世界的に知られるマイセン焼の始まりで、現在の場所に移転するまでの約150年間、アルブレヒト城内で作られていた。マイセンの旧市街は半径500mほどに集中し、高低差が大きく街の最上部にアルブレヒト城が位置する。
エルベ川対岸から見たマイセン旧市街
マイセン観光案内所Tourismusverein Meißen e.V.
インフォメーション
03521-41940
10:00~18:00(土・日曜、祝日は~16:00) 11〜3月10:00~17:00(土曜は~15:00)
11~3月の日曜、1月の土曜休み
www.touristinfo-meissen.de
ベルリンからのアクセス
ベルリンから約200km、電車で約3時間30分
Berlin Hauptbahnhofベルリン中央駅からDresden Hauptbahnhofドレスデン中央駅で乗り換え、Sバーンで約40分(30分間隔で運行)。
マイセン磁器
1705年
錬金術師ヨハン・フリードリヒ・ベトガーが白磁の製造を命じられる
1709年
ベトガーの手によってヨーロッパ初の白磁が作られる
1723年
現在も使われる双剣のマークがマイセンの窯印として使われ始める
1865年
磁器製造工場がアルブレヒト城から現在の場所に移転する
1950年
ソビエト連邦の管理下から独立し、国立マイセン磁器製作所が発足
大聖堂Dom zu Meissen
クラーナハの祭壇画がある
歩いて上れば10分ほどかかる旧市街最上部、アルブレヒト城に隣接して建つ壮大なゴシック様式の教会。内部祭壇にはマイセン磁器で造られた祭壇と十字架像があり、クラーナハの祭壇画もある。エルベ川が眼下に見下ろせる。
ゴシック様式の高い尖塔は街のシンボル
大聖堂最大の見どころはクラーナハが描いた祭壇画
国立マイセン磁器製作所Staatliche Porzellan-Manufaktur Meissen
世界に誇るマイセンの磁器工房
1710年にヨーロッパで最初の王立磁器工場としてアルブレヒト城内に誕生。以来、磁器の街として世界中にその名は知れ渡るようになり、150年後に現在の場所に移転した。マイセン磁器の本拠地であるこの巨大な建物の中には、1階に見学もできる磁器工房が。2、3階は18世紀以来のコレクション約3000点がずらりと並ぶ磁器博物館になっている。
ガイドツアーも行なわれている
エントランスも豪華
白磁に青く描かれた玉ネギの模様はマイセンの特徴
1階の工房では独特の美しい絵付けの様子も見学できる
2・3階の磁器博物館では美術品のような磁器が展示してある
マイセン・アウトレットMeissen Outlet
ココにも注目
1階部分には磁器工房直営ブティックがあり、あらゆるシリーズが販売されているが、アウトレットも併設。品質はほとんど一緒なのでお買い得。
本場ならではのアウトレット価格がうれしい

【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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