世界一美しい図書館のある、チェコのストラホフ修道院を見学
筆者撮影

西崎莉緒

更新日:2019年5月20日

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世界一美しい図書館のある、チェコのストラホフ修道院を見学

世界には沢山の美しい図書館がありますが、その中でもひと際華やかで素敵なチェコ共和国プラハにあるストラホフ修道院の図書室を訪れました。小高い丘の上にある修道院からの眺めは素晴らしく、チェコのプラハでオススメの観光スポットです。



小高い丘の上のストラホフ修道院

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筆者撮影

プラハの旧市街やプラハ城からも徒歩圏内のペトシーンの丘にあるストラホフ修道院には、世界中から注目されている美しい図書室があります。

12世紀に創設されたこの修道院では、「世界一美しい図書館」とも呼ばれる素晴らしいフレスコ画を持つ図書室を見学する事が出来ます。

修道院とは?

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筆者撮影

日本人にとって修道院はあまり馴染みがありませんが、修道院は修道士がキリスト教の教えを実践し、規律を守って「祈りと労働」を中心とした集団生活する場所で、多くは自給自足の生活スタイルを送っています。

教会は一般市民の為の祈りの場であり、そこで区別することが出来ます。

図書室の見学方法

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筆者撮影

ストラホフ修道院の図書室に入場するには、入り口で120コルナの入場料を支払います。写真撮影をしたい場合は、追加で50コルナを支払い撮影ステッカーを見えやすい場所に貼りましょう。

合計で170コルナでした。(2017年現在、日本円で約760円程)

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筆者撮影

図書室の入り口には見張りの係の人がおり、ステッカー無しで写真撮影は禁止されています。

図書室はこちらの建物から入場することが出来ます。

一つ目の図書室「哲学の間」

ストラホフ修道院には、二つの美しい図書室があります。まずは一つ目の「哲学の間」です。18世紀に整備されたこの図書室には、天井までぎっしりと中世の歴史書が並んでいます。

天井の美しいフレスコ画「人類の精神史」に注目です。

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筆者撮影

温かみのある木の本棚とゴールドの装飾のアンティーク感が素敵。

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筆者撮影

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筆者撮影

二つの図書室を結ぶ通路

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筆者撮影

二つの図書室を結ぶ通路には、古い書籍や当時たいへん珍しかった海洋生物のはく製など、様々なコレクションが展示されています。文字は読めなくてもカラフルなイラストが描かれており楽しめました。

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筆者撮影

二つ目の図書室「神学の間」

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筆者撮影

「神学の間」は16世紀頃に整備された図書室です。天井のフレスコ画飾る美しいスタッコ細工が独特の雰囲気を作り出しています。

まるで教会でも博物館でもあるような、美しい図書室は神聖な雰囲気を醸し出していました。

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筆者撮影

修道院から見えるプラハの街並み

ストラホフ修道院の近くからは、プラハの街並みを一望する事が出来ます。オレンジ屋根の昔ながらの建物が残る旧市街の街は、ユネスコの世界遺産に認定されています。

旧市街からは観光スポットのカレル橋を渡り徒歩圏内ですが、トラムの「Pohořelec駅」ですぐ前まで行くことが出来ます。

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筆者撮影

ストラホフ修道院から徒歩10分程度のプラハ城にも是非立ち寄って見ましょう。

最後に...

いかがでしたか?今回はチェコプラハのストラホフ修道院にある「世界一美しい図書館」をご紹介しました。プラハは治安も安定しており旅行者向けのサービスも整っているので、女性の一人旅にもオススメの観光地です。

筆者:西崎莉緒

スウェーデン在住の30代フリーライター。20代はバックパッカー旅行に情熱を注ぎ、現在は週末にヨーロッパ各国を気ままに一人旅しています。最新のスウェーデンやヨーロッパ情報をお届けします。
筆者のブログ:http://travelholic30.com/