更新日:2020年4月13日
様々なスポーツの発祥の地でもあるイギリス。その歴史や伝統は今も人々に受け継がれています。イギリスを訪れたならば、是非それぞれのスポーツの「聖地」で試合を観戦したいと思われることでしょう。この記事では5つのイギリスが世界に誇るスポーツと、その「聖地」を紹介します。
サッカー
サッカーの母国、イングランド。その聖地ともいえるのがロンドン北西部にあるウエンブリースタジアムです。残念ながら大きな国際試合やFAカップ決勝の時などしか使用されないので、観戦するのはよほど運が良くなければ難しいと思いますが、地下鉄のウエンブリーパーク駅を降りたとたんに見えてくる荘厳な外観には、サッカーファンでなくても圧倒されることでしょう。またロンドンにはチェルシーやアーセナルといった強豪クラブのスタジアムもありますので、それらのスタジアムでサッカーを観戦することができることでしょう。
Ronnie Macdonald, CC BY
住所:Wembley, London HA9 0WS, United Kingdom
ラグビー
ラグビーもイギリスが発祥のスポーツです。中でもヒースロー空港から近いロンドン南部にあるトゥイッケナムスタジアムはラグビーの聖地として多くのラグビーファンが世界中から観戦に来ます。イングランド代表のホームスタジアムであるこのスタジアムには、博物館やショップも併設されているので、ここを訪れることによってラグビーの歴史や伝統をも知ることができることでしょう。
Chris Brown, CC BY-SA
Ben Sutherland, CC BY
住所:Whitton Road, Twickenham TW2 7BA, United Kingdom
クリケット
日本ではあまりなじみのないクリケットですが、野球の原型とも言われ、世界第二位の競技人口を誇る世界的には人気のあるスポーツです。そしてこのクリケットの発祥もイギリスです。中でもその聖地といえるスタジアムが、ビートルズのアルバム、アビーロードのジャケットで有名な横断歩道から歩いて数分のところにある、ローズクリケットグラウンドです。1814年といういわば江戸時代に建てられたスタジアムは一見の価値があります。
Oliver Mallich, CC BY-ND
Nic Redhead, CC BY-SA
住所:Saint John’s Wood Road, London NW8 8QN, United Kingdom
テニス
イギリスはテニスの発祥の地ではありませんが、毎年6月に開催される全英オープンの開催地であるウインブルドン競技場はテニスの聖地とも言えるほど有名です。チケットは予約して購入するのが一般的ですが、朝早く行って並ぶことさえ覚悟できれば、当日券でもかなりの確立で購入できますので、6月にロンドンに行かれる方は是非観戦されることをお勧めします。また、テニス博物館も併設されていますので、6月の大会時期を逃してしまった方でも、会場の雰囲気を楽しむことができます。
Katherine Shann, CC BY-SA
住所:Church Road, Wimbledon, London SW19 5AE, United Kingdom
ゴルフ
全英オープンでも度々コースとなるスコットランドのセントアンドリュースはゴルフ発祥の地としても有名です。こちらで全英オープンの観戦だけでなく、自分でもプレーすることを希望される方には、オールドコースエクスペリエンスという宿泊付きのツアーがあります。このツアーに申し込むならば世界で一番難しいといわれるセントアンドリュースのオールドコースをラウンドすることができます。
住所:St Andrews Links, A917, Saint Andrews, United Kingdom
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