プラハのビールは安くておいしい! ローカルにも愛される人気店

チェコは1人あたりの年間ビール消費量が世界一というビール大国。安くておいしいビールが味わえるお店で、プラハっ子気分に浸ろう。

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ピヴニッツェとは
ビール(ピーヴォ)が飲める場所、つまりビアホールやビアパブといったイメージ。各店で出されるビールの銘柄は限られているため、お目当ての銘柄がある場合は店先の看板で確認してから入るとよい。

チェコビールとは
11世紀末に醸造所が誕生した歴史をもち、今世界中でいちばん飲まれているピルスナー・ラガービールのルーツである。チェコで有名なビールの銘柄はピルスナー・ウルケル、スタロプラメン、ガンブリヌス、ブディヨヴィッキー・ブドヴァルなど、挙げるときりがない。このほかにも各ピヴニッツェには自慢の自家製ビールがあるので、毎晩飲み続けても1000年の歴史には追いつかない。

 

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ピヴニッツェの元祖 ウ・ピンカスー

元祖チェコビールのパブを創設したヤコブ・ピンカスが、ピルスナービールの誕生の地(ピルゼニュ)から、1843年プラハに進出してオープンした店。ボヘミアの伝統料理とクオリティの高いピルスナー生ビールで人気の店。明るい雰囲気のなかで気軽に楽しめる。

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有名人も足繁く通う ウ・カリハ

小説『兵士シュヴェイクの冒険』の作者のハシェクもこの店の常連だったという。広い店内の壁には、シュヴェイクの絵、有名人のサインや落書きがぎっしり描かれている。シュヴェイクのオリジナルグッズも販売。

プラハのカフェでコーヒーと建築美を堪能! 

キュビズム様式やアール・ヌーヴォー、アール・デコなど、建物が美しいカフェで休憩しよう。

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アール・ヌーヴォーとは?
19世紀末から20世紀初頭にかけて、フランスを中心にヨーロッパに流行した新芸術。ドイツ語圏では「ユーゲントシュティール」という。植物をモチーフにした軽やかな曲線が特徴。

プラハ中央駅の3階のカフェ
大きな丸天井のカフェ。静かな環境で天井を飾るアール・ヌーヴォー様式の装飾彫刻を見ながらゆっくりくつろげる。

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アール・デコとは?
第一次世界大戦終了後からヒトラーが台頭する1932年までの1920年代に流行した装飾デザイン。記号化した都市デザインの先駆けとして現代に通じる。

ホテル・エヴロパの1階のカフェ・エヴロパ
アール・ヌーヴォーの象徴的カフェ。アール・ヌーヴォー様式のホテル・エヴロパの1階にあり、プラハを代表する老舗。当時のカフェ文化の面影が残る。2016年6月現在リニューアル中。

プラハみやげ 伝統の逸品をゲット!

繊細な輝きを放つボヘミアングラスや陶磁器のほか、かわいらしいマリオネットやチェコビーズのアクセサリーなど、ここでしか買えない個性派みやげがいっぱい。

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150年の歴史を誇る老舗 ボヘミアングラス モーゼル

ヨーロッパのロイヤルファミリーにも愛されるグラス製品の老舗。

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チェコのグランドデザイン賞を受賞した文房具店 パペロテ

機能性とおしゃれなデザインを兼ね備えたカラフルな文房具。

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伝統的陶器工場チェスキー・ポルツェラン 直営店

有名なブルーオニオンなどの絵付けがされた手作りの陶器が並ぶ。

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【筆者】

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