富田林市 x 寺社仏閣・史跡
富田林市のおすすめの寺社仏閣・史跡スポット
富田林市のおすすめの寺社仏閣・史跡スポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。大正13(1924)年の洋風建築。当時の面影を残す文化住宅「葛原家住宅」、寺内町最古の旧家、石上露子の生家。国の重要文化財「旧杉山家住宅(重要文化財)」、天明2~3(1782~1783)年の建築の造り酒屋「仲村家住宅」など情報満載。
富田林市のおすすめスポット
1~20 件を表示 / 全 10 件
葛原家住宅
大正13(1924)年の洋風建築。当時の面影を残す文化住宅
国の登録有形文化財。大正13(1924)年に建てられた典型的な洋風建築。当時流行したコテージ風文化住宅の典型的なもので瓦葺き急勾配の切妻屋根が特徴的。非公開。
旧杉山家住宅(重要文化財)
寺内町最古の旧家、石上露子の生家。国の重要文化財
寺内町に現存する最古の旧家で明星派歌人・石上露子の生家でもある。4層の屋根が特徴の豪邸は幾つもの部屋を有し、数寄屋座敷の付書院などがある。国の重要文化財。
旧杉山家住宅(重要文化財)
- 住所
- 大阪府富田林市富田林町14-31
- 交通
- 近鉄長野線富田林駅から徒歩10分
- 料金
- 大人400円、6~15歳200円 (20名以上の団体は2割引、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉館)
仲村家住宅
天明2~3(1782~1783)年の建築の造り酒屋
天明2~3(1782~1783)年の建築。河内一の造り酒屋として発展した。軒の高い本瓦葺きの主屋は寺内町でも珍しい表屋造り。吉田松陰や森田節斎も訪れた。大阪府の有形文化財。
用心堀跡
奥谷家前の岩永橋のレプリカは、かつての防火用水路をしのばせる
奥谷家(旧屋号岩瀬屋)の前に岩永橋と書かれた石橋のレプリカがあり、かつて「用心堀」と呼ばれた防火用水路をしのばせる。幅約60cm。当時はふたがなかったが今は暗渠となっている。
薬師堂
信者の恋文を貼り合わせて漆で固めた乾漆座像が有名
天保10(1839)年建築。堂内には衣の曲線が優美な乾漆座像が安置されている。これは信者の恋文を貼り合わせて漆で固めた秘仏。本来は無病息災の守護仏だが恋愛成就の願掛けに訪れる人もいる。
瀧谷不動明王寺
日本三不動のひとつで眼病・厄除の霊場
弘仁12(821)年、弘法大師が不動明王を刻んで建立したと伝わる真言宗の寺。本尊の不動明王と二童子立像は国の重文。毎月28日には参道に露店が出て大勢の参詣者で賑わう。
(南)葛原家住宅・三階蔵
日本には数少ない貴重な三階蔵
白壁の豪壮な三階蔵がひときわ目を引く住宅。北向かいにある葛原家の分家宅として安政元(1854)年に建てられたもの。母屋の東に中庭を経て茶室と三階蔵がある。
(南)葛原家住宅・三階蔵
- 住所
- 大阪府富田林市富田林町
- 交通
- 近鉄長野線富田林駅から徒歩10分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ、内部は非公開)
火の用心の刻字がある道標
「町中くわへきせるひなわ火無用」と刻まれた情緒ある道標
「町中くわへきせるひなわ火無用」と刻まれた道標。街道からの旅人に火の用心を呼びかけるためのもので、寺内町の防火に役立った。旧東高野街道沿いに立つ、情緒ある道標。
興正寺別院
京都興正寺の別院。城之門筋は、日本の道100選に選定
永禄4(1561)年に京都興正寺の兼帯所として証秀上人が開基。寺の山門は興正寺本山の北門を移設したもので、元は伏見城の城門と伝えられている。前の道は「城之門筋」と呼ばれ、「日本の道100選」に選ばれている。国の重要文化財だ。


