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これからの季節に使いたい!アウトドア用「シュラフ」用途別オススメ10選

まっぷるライフスタイル編集部

更新日: 2022年12月20日

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これからの季節に使いたい!アウトドア用「シュラフ」用途別オススメ10選

アウトドアに欠かせないシュラフ。携帯できる寝具として、テントなどで寝る際に布団代わりに使用します。夏になるとキャンプや宿泊を伴う登山、車中泊など意外と使用するシーンも多いのではないでしょうか?

最近では、軽くてコンパクトにもかかわらず、とても温かい高機能なモデルも数々登場しています。今回は用途別のシュラフの選び方やオススメのモデルをご紹介!

一度購入すると、いつまでも使用できるシュラフ。これからの季節、友人や家族と楽しむアウトドアのおともに検討してみてはいかがでしょうか?

シュラフ選びのポイント

それではまず、シュラフ選びの基本的なポイントをご紹介します。頻繁に買い換えるものではないシュラフだからこそ、じっくり吟味したいですよね。

ポイントは大きく形状、中綿の種類&量、使用温度(耐久温度)の3つがあります。

形状

シュラフの形状には大きく3種類があります。この形状の違いが、シュラフのスペックや用途に大きく関わってくるので要チェックです。

マミー型(人形型)

一般的によく知られているのが、マミー型(人形型)でしょう。体の形に合わせた形状をしており、寝袋に入って寝ている姿がミイラに似ているため、このような名称で呼ばれています。比較的コンパクトかつ密着性があり、保温性も高いのが特徴です。

封筒型(レクタングラー型)

ついでマミー型とともに、よく使用されているタイプが封筒型(レクタングラー型)です。上から下まで幅が一緒で、長方形の形をしているのが特徴。布団と近く、ゆとりを持って寝ることができます。

エッグ型

また少し変わったタイプですが、両者の良いところ取りをしたエッグ型というタイプも存在します。基本的に封筒型(レクタングラー型)の形状を取っているのですが、四隅を丸くすることで、コンパクトさと密着性を高めています。

中綿の種類

シュラフに使用されている中綿には、化学繊維とダウンの2種類があります。どちらを選ぶかで、スペックや価格が大きく左右されます。

化学繊維

中綿に化学繊維を使用しているモデルは、洗濯可能で濡れに強いことが特徴。価格もダウンに比べてリーズナブルで、コストパフォーマンスの高いモデルが多いです。しかし、ダウンよりもかさばるため、携帯を伴う用途にはやや不向きの側面もあります。

ダウン

化学繊維の約半分という軽さを誇り、保温性が極めて高いです。またダウンの特性上、肌触りが良く快適性も魅力と言えるでしょう。唯一の弱点は、防水性です。

またダウンのスペックについてフィルパワーという指標があります。

フィルパワーとは、一定荷重をかけた時のダウンの膨らみを示す値です。膨らみが大きいほど羽毛はたくさんの空気を含み、空気本来の断熱性を高めることができます。一般的に600フィルパワー以上が、高品質なダウンシュラフの目安です。

耐久温度

シュラフ選びの一番肝になるのが、耐久温度でしょう。シュラフには大別すると、4シーズン用(春夏秋冬)と3シーズン用(春夏秋)、厳冬期用(冬)の3種類があります。

4シーズン用(春夏秋冬)

オールシーズン使用できるもっとも汎用性の高いモデルになります。耐久温度は-5℃〜10℃ほど。フィルパワーが低めのダウンシュラフが該当します。

3シーズン用(春夏秋)

肌寒い季節を中心として使用する、季節限定のモデルです。耐久温度は0℃〜15℃ほど。化学繊維を使用した安価なモデルも多い印象です。

厳冬期用(冬)

フィルパワーが高く、高品質なダウンシュラフが数々ラインナップされています。耐久温度は-20℃〜0℃ほど。高山への登山などの用途で重宝します。

シュラフの用途

シュラフの用途

一見シンプルなシュラフですが、用途別に求めるスペックが全く異なることが特徴です。

最近はリーズナブルなシュラフも数多く見られるようになりました。価格も大事なポイントですが、用途に合ったシュラフを選ぶことが大切です。

キャンプ

一般的なキャンプであれば、車でキャンプ場に乗り付けるため、重量やコンパクトさを考慮する機会は少ないでしょう。その一方で、キャンプを楽しく過ごすため、快適性・保温性が気になります。

より快適な封筒型(レクタングラー型)を選びたくなりますね。春先や初冬など、寒い時期にキャンプをしなければ、比較的安価なシュラフでもしのげそうです。

登山

標高の高い場所で一夜を過ごす登山では、耐久温度が一番重要です。ついで重量・コンパクトさが選定の肝になるでしょう。過酷な自然環境で使用するので、必然的に求めるスペックが上がります。

マミー型(人形型)のフィルパワーが高いダウンシュラフが好まれるでしょう。特に気温が下がる日本アルプスなどの高山では、より余裕のある耐久温度が望ましいです。

ツーリング

自らテントやシュラフを運ぶツーリング。そのライダーのスタイルによりますが、重量やコンパクトさは気になるはず。また北海道など北日本をツーリングするときには、夏でも気温が一桁まで下がるため、高品質なシュラフを選びたいものです。

軽さか快適さか価格か、シュラフ選びで重視するポイントについて、ベテランでも一番意見の割れるところです。

車中泊

車中泊では保温性を確保しながら、快適性も確保したいもの。重量やコンパクトさを全く考えなくて良いため、かなり選択肢の幅が広がります。1万円以下のモデルもとても多いです。

末端が冷えるのを防ぎたい方には、保温性を高めるために工夫されたモデルがオススメです。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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