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JALプラチナカードのデメリット

JALプラチナカードのデメリット
画像:123RF

洗練された特典が魅力のプラチナカードですが、入会前に知っておきたいウィークポイントは以下の3つです。

①年会費が高い

②国際ブランドが限定的

③マイルをほかのポイントに交換するとコスパが悪い

デメリットの解消法を探りながら、それぞれの詳細を確認してみましょう。

【JALプラチナカードのデメリット①】年会費が高い

JALプラチナカードの年会費は3万4,100円。各社のプラチナカードの年会費の相場からすると一般的な価格とはいえ、JAL普通カードの年会費に比較すると高額です。

普段あまり飛行機を利用しない方には、3万円を越える年会費はもったいない出費に感じられるかもしれません。

一方、よく飛行機に乗る方や海外旅行に行く方にはうってつけのカードです。マイルをハイペースでためることのできるプラチナカードをうまく使いこなせば、年会費以上の特典やサービスを得られること間違いなし。自分の飛行機利用傾向も加味してプラチナカードへの入会を吟味してみましょう。

【JALプラチナカードのデメリット②】国際ブランドが限定的

JALプラチナカードの国際ブランドはJCB、もしくはアメリカン・エキスプレスの2種類。4種の国際ブランドから選べるJAL普通カードよりも選択肢が少なくなっています。

海外で利用するシーンが多いであろうプラチナカードに、諸外国で使い勝手の良いVisa、Mastercardが選べないのはデメリットといえるでしょう。

とはいえ、海外に強みのあるアメリカン・エキスプレスが選べるので、海外での利便性を重視したい場合にはこちらを選択すれば、さほど問題はないのではないでしょうか。

どうしても不便な場合は、サブカードを持ったり、カードのグレードを落としたりの対応も検討してみてください。

【JALプラチナカードのデメリット③】マイルをほかのポイントに交換するとコスパが悪い

電子マネー「WAON」やPontaポイントに変換する場合は、マイルの単位で交換率が変動します。

1WAONポイント=1円相当として使えるWAONポイントの場合、3,000マイルから変換できます。3,000マイル単位で交換すると、3,000マイル=1500WAONポイントになります。この場合1マイルの価値は約0.5円となってしまいます。ただし、4万マイル単位で変換した場合は4万マイル=5万WAONポイントとなるので、1マイル=1.25円となります。

1Pontaポイント=1円相当として使えるPontaポイントの場合も同様で、3,000マイル~9,000マイルで交換した場合は1マイル=0.5Pontaポイントになります。1万マイル単位で変換した場合は1万マイル=1万Pontaポイントとなり、1マイル=1円になります。Pontaポイントの還元率はそれほどよくありませんが、1年間の有効期限をむかえる前にポイントの利用か加算があれば、有効期限が更新されていく点が優秀です。

特典航空券に変換する場合には、1マイルが4円相当以上になる場合もあるので、電子マネーやほかのポイントへの変換は採算がとれないケースが多いでしょう。

汎用性が高い電子マネーやポイントは大変便利ですが、マイルの期限が迫っている場合や、航空機の利用の予定がないときのみの選択にしたほうが良さそうです。

交換する場合は、できるだけ多くのマイルと交換するとコスパが上がりますよ。

JALプラチナカードは全3種類

JALの発行するクレジットカードは、普通カード、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、プラチナカードの4タイプに大別できます。今回紹介しているJALプラチナカードには3種類のカードがあります。

①定番の「JALプラチナカード」JCBカード

②「JALプラチナカード」ディズニー・デザイン

③「JALプラチナカード」アメリカン・エキスプレス®・カード

それぞれのカードの違いを詳しく見ていきましょう。

【JALプラチナカードの種類①】定番の「JALプラチナカード」JCBカード

【JALプラチナカードの種類①】定番の「JALプラチナカード」JCBカード
画像:JALプラチナカード公式HP

国際ブランドがJCB固定のプラチナカード。基本情報は先述のとおりで、年会費は3万4,100円かかります。

JCBならではのお値打ち価格で宿泊施設を利用できる「JCBプレミアムステイプラン」、京都駅ビル内にあるJCBプラチナ会員専用ラウンジ「JCB Lounge 京都」が利用できるなどのサービスもあります。

そのほか、国内外の航空便の遅れや、乗継遅延で生じた宿泊・飲食費などを補償してくれる「国内・海外航空機遅延保険」が付帯しています。

【JALプラチナカードの種類②】「JALプラチナカード」ディズニー・デザイン

【JALプラチナカードの種類②】「JALプラチナカード」ディズニー・デザイン
画像:JALプラチナカード公式HP ©Disney

パイロット姿のミッキーマウスがデザインされたかわいいカードです。基本的な機能や年会費は、上記のJCBのプラチナカードと同じです。国際ブランドはJCBの固定となっています。

【JALプラチナカードの種類③】「JALプラチナカード」アメリカン・エキスプレス®・カード

【JALプラチナカードの種類③】「JALプラチナカード」アメリカン・エキスプレス®・カード
画像:JALプラチナカード公式HP

国際ブランドがアメリカン・エキスプレス固定のクレジットカード。年会費は3万4,100円です。

国内の厳選レストランのグルメ優待を受けられる「プラチナ・グルメセレクション」や、国内40以上のホテルで最高クラスの特典がある「プラチナ・ホテルセレクション」など、アメリカン・エキスプレスのJALプラチナカード会員限定のサービスも充実しています。

 

JCB、アメリカン・エキスプレスともにそれぞれの利点があります。付帯保険やブランド独自のサービス内容などを比べて選ぶことをおすすめします。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

筆者
Wing

さまざまな分野のプロがそろっており、エリアやジャンルにこだわらず、幅広い記事を書きます。
「楽しくてわかりやすい記事」をお届けすることを目標に、日々新しいことにチャレンジしています。