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お取り寄せできる落雁とその仲間たち【おすすめ10選】

お取り寄せできる落雁とその仲間たち【おすすめ10選】
画像:写真AC

ここからは日本各地のおすすめ落雁をピックアップ。地域ごとの特色が見られるご当地落雁も含めて、お取り寄せ可能な商品を厳選してご紹介いたします!

おすすめの落雁1. 落雁諸江屋「わび タンス」

おすすめの落雁1. 落雁諸江屋「わび タンス」
画像:楽天市場

創業は嘉永2(1849)年、「長生殿」の森八と同じく、落雁諸江屋も金沢の和菓子文化を支え続けてきました。加賀銘菓の歴史を現在に伝える落雁専門店です。

今回ご紹介する看板商品「わび」は、落雁のやさしい味や風味はもちろん、季節の花をかたどった見た目、外装の手触りなど、五感で楽しむ逸品。贈り物としての評価も高い人気の落雁です。

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おすすめの落雁2. 和菓子屋 悠「花筏」

おすすめの落雁2. 和菓子屋 悠「花筏」
画像:楽天市場

2005年に鳥取県で誕生した新進気鋭の和菓子店・和菓子屋 悠。取り扱う商品は、保存料を使わず、国産にこだわった原材料を職人がていねいに仕上げた琥珀糖や落雁。

特製の桐箱に収められた「花筏」もそのひとつ。フタを開けると美しく咲き誇った桜、コスモス、山吹が目に飛び込んできます。甘すぎない奥ゆかしい味わいを、自宅でゆっくり楽しみましょう。

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おすすめの落雁3. 九重本舗玉澤「しおがま」

おすすめの落雁3. 九重本舗玉澤「しおがま」
画像:楽天市場

落雁の変種としても知られる宮城県塩竈市の郷土菓子「しおがま(志ほがま)」。もち米を蒸し干して粉状にした「味甚粉(みじんこ)」と「青じそ」を使用するなど、これまでご紹介してきた落雁とは異なる個性が見られます。

味のほうはどうでしょう?

九重本舗玉澤「しおがま」はシソの風味と薄い塩の味わいが、ほのかな甘みに輪郭を与えてくれます。日本茶との相性もバツグン!

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おすすめの落雁4. 秋田 榮太楼「御幸の華」

おすすめの落雁4. 秋田 榮太楼「御幸の華」
画像:楽天市場

お米ではなく小豆の粉を原材料とする秋田県の「もろこし」も落雁の一種です。300年以上の歴史を誇る伝統銘菓ですが、名称の由来は諸説あり。久保田藩4代藩主・佐竹義格がこのお菓子を食した際に「諸々(もろもろ)の菓子に越(こ)して風味よろし」と評したことが有力な説とされています。

皇室献上菓である秋田 榮太楼「御幸の華」も、じっくり焦がした小豆の風味が口中に広がる逸品です。

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おすすめの落雁5. 紅屋「豆落雁」

おすすめの落雁5. 紅屋「豆落雁」
画像:楽天市場

続いては、福井県敦賀市に伝わる「豆落雁」をご紹介。他の地域ではあまり見ることのない粗挽きの大豆を使った珍しい郷土銘菓です。

氣比神宮の節分祭や、御祭神・神功皇后にちなんだと伝えられる、風雅さと愛らしさが魅力的なお多福顔の落雁。地元福井産の大豆を使用し、包装以外はほぼ手作業でつくられています。「紅屋の豆落雁でなきゃ!」とリピート買いのファンも多い人気商品。

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おすすめの落雁6. 小布施堂「楽雁」

おすすめの落雁6. 小布施堂「楽雁」
画像:楽天市場

加熱後の栗を挽いた「栗粉」を原材料とする「栗落雁」。栗の産地でもある長野県小布施などで作られていた銘菓です。

現在は保存が難しい栗粉のかわりに、栗の味に近い「えんどう豆の粉」を使った落雁が主流となっています(ほとんどのお店で「栗落雁」という名称は使われていません)。

今回ご紹介する小布施堂の「落雁」も、あかえんどうを使用した商品です。他店との違いは、栗菓子専門店の「栗蜜」が練り込んであるところ。鼻に抜ける栗の香りを楽しみながら、やさしい甘さを堪能しましょう。

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おすすめの落雁7.藤太郎「落雁」

おすすめの落雁7.藤太郎「落雁」
画像:楽天市場

富士山麓に自生するコケモモ。ビタミン(A・C・E)やミネラル(マンガン・カリウム・カルシウムなど)、ポリフェノールをたっぷり含み「若返りの果実」とも称されるスーパーフードです。

お茶処静岡県に本店を構える藤太郎の「落雁」は、そんなコケモモの実をジャムにして包み込んだ人気商品。富士山の愛らしいフォルムも見逃せない健康的な和スイーツです。

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おすすめの落雁8. 今屋静香園「きなこらくがん」

おすすめの落雁8. 今屋静香園「きなこらくがん」
画像:楽天市場

まず「味のよさ」、植えるところから収穫までが手作業で行われる「労力」、収穫量が少ない「希少性」。これらが重なり、高級品としてその名を馳せる丹波の黒豆。おせち料理などで見かける、少し大ぶりでツヤツヤしたあの豆ですね。

そんな丹波の黒豆を原材料としているのが今回ご紹介する「きなこらくがん」。添加物不使用で、黒豆きなこ本来の香ばしさが口中に広がるおすすめの落雁です。

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おすすめの落雁9. 綿屋「銅銭糖」

おすすめの落雁9. 綿屋「銅銭糖」
画像:楽天市場

これまでご紹介してきた落雁との違いは一目瞭然。不思議な名前と円筒型のフォルムは、昔の銅貨を50枚束ねた形が由来と伝えられています。落雁が包みこんでいる餡は、銅貨の中央にあった“穴”の部分に該当。

やわらかくホロホロとした食感に、しっかりめの甘さ。他の地域の落雁とはひと味異なる熊本の伝統銘菓です。

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おすすめの落雁10. 郭元益「家伝らくがん」

おすすめの落雁10. 郭元益「家伝らくがん」
画像:楽天市場

最後にご紹介するのは台湾の老舗中華菓子店・郭元益の「家伝らくがん」。米粉ではなく緑豆粉を原材料とした、日本ではなかなかお目にかかれない落雁です。

バターとごま油が練り込まれているため、しっとりとした食感が持ち味。黒ごまの香りと芳醇な味わいが後を引くおいしさです。個人的には、落雁よりもスペインの伝統クッキー「ポルボロン」に近いかな?という印象を持つスイーツでした。

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落雁とは、奥ゆかしい日本人のような銘菓

落雁とは、奥ゆかしい日本人のような銘菓
画像:123RF

使う素材の数が少なくシンプルなレシピから生み出される「落雁」。
それゆえ、アイスクリームやチョコレートケーキのような目の覚めるような甘さはありません。

「単品で楽しむ」というよりも、お茶やコーヒーを引き立てながら、一緒に優雅な時間を過ごすためのお菓子。
何よりも協調性を重んじる、日本人の奥ゆかしさに通ずるものがあるようにも感じられます。

舶来スイーツに負けることなく脈々と受け継がれてきた伝統銘菓の落雁、機会を設けてゆっくり味わってみてはいかがでしょうか。

 

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編集:まっぷるライフスタイル編集部
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

筆者
渡辺拓海

村上春樹が好きな編集者。好きな言葉は「やれやれ」です。
旅行、おでかけはもちろんのこと、グルメ、スイーツ、アウトドアギアなど多趣味。コロナ禍になり、オンラインでの習い事にも興味あり。
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