鎌倉のウメ
春の訪れを知らせる白や赤の香り高い花
春の訪れを感じさせる代表的な花。花は小さく可憐だが、香りは強く満開時期にはあたりに芳香がただよう。開花時期には各地で「梅祭り」が開催される。鎌倉にも瑞泉寺、光則寺などの名所がある。
高砂緑地(タカスナリョクチ)
松や梅に囲まれた日本庭園
松林や梅林に囲まれた約6千平方メートルの緑地。休日にはファミリーでにぎわう。市内随一の梅の名所でもある園内の松籟庵は、茶室として利用できる。
高砂緑地
- 住所
- 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1丁目10293
- 交通
- JR東海道本線茅ヶ崎駅から徒歩5分
- 料金
- 入園料=無料/茶室・書院松籟庵利用=各5140円(半日)、各10280円(1日)/
光則寺(コウソクジ)
四季を通じて花々を楽しめる
第5代執権・北条時頼の家臣、宿屋光則が日蓮聖人に感銘し、幽閉していた高弟の日朗上人を開山と仰ぎ、文永11(1274)年頃に邸を寺にしたことから始まる。幽閉した土牢の跡が今も残る。
海蔵寺の梅(カイゾウジノウメ)
海蔵寺の境内を白梅と紅梅が彩る。見頃は1月下旬から3月上旬
海蔵寺は、花の寺と称される寺のひとつ。見頃の1月下旬から3月上旬にかけて、白梅と奥の紅梅が清楚な境内を彩る。まるで絵に描いたような鮮やかな光景が広がる。
瑞泉寺の梅(ズイセンジノウメ)
瑞泉寺の山門に咲くシダレウメが春の訪れを知らせてくれる
花の寺・瑞泉寺の山門に雪を降らせているような風情のシダレウメ。聖域をより幻想的に演出する。