琵琶湖のシャクナゲ
神秘の花から、身近な花となったシャクナゲ
ツツジ属の中でも冷涼で高湿度の土地に育ち、人の足の踏み入れにくい深い山中に咲くことから「神秘の花」とされていた。見ごろは4月中旬~5月上旬で、品種改良により赤、白、グラデーションなど花の色はさまざま。鎌掛谷のほんしゃくなげ群落は国の天然記念物に指定されている。
しゃくなげ渓・ほんしゃくなげ群落(シャクナゲダニホンシャクナゲグンラク)
天然記念物のホンシャクナゲ。濃いピンク色が徐々に白色になる
谷から斜面にかけて約2万本のホンシャクナゲが群生。国の天然記念物。見ごろは4月下旬~5月上旬。咲き始めは濃いピンク色だが、徐々に淡くなり、咲き終わりは白色になる。
しゃくなげ渓・ほんしゃくなげ群落
- 住所
- 滋賀県蒲生郡日野町鎌掛
- 交通
- 近江鉄道本線日野駅から日野町営バス鎌掛行きで30分、終点下車、徒歩40分
- 料金
- 大人400円、小人(中学生以下)200円
夫婦滝のハイキングコースのミズバショウ(メオトダキノハイキングコースノミズバショウ)
雪解けとともに姿を見せるミズバショウがハイカーの目を和ませる
蓬莱山の汁谷から夫婦滝へ抜けるコースに、雪解けとともに白いミズバショウが清楚な姿を見せる。県花であるシャクナゲも群生。いずれも4月下旬から5月上旬にかけて咲く。
夫婦滝のハイキングコースのミズバショウ
- 住所
- 滋賀県大津市木戸1547-1
- 交通
- JR湖西線志賀駅から江若交通バスびわ湖バレイ行きで15分、終点下車(運休日は志賀駅から送迎あり、予約制)、びわ湖バレイロープウェイで8分、徒歩1時間
- 料金
- 情報なし