倉吉絣
江戸末期から受け継がれる素朴ながら品のよい伝統の技
倉吉絣は、藍色の深さと花鳥・山水の趣ある絵柄が巧みに重なり合う風通織で、幻の織物として江戸末期から明治にかけて評判となった。その高度な技術は機械化ができずに一度衰退したが、戦後復活された。
倉吉ふるさと工芸館(クラヨシフルサトコウゲイカン)
伝統の技を今に伝える
絵をそのまま織り込んだような複雑で精巧な模様が特徴の倉吉絣の機織り実演が見学できるほか、絣の小物等の販売も行っている。また、地元陶芸家の作品や打吹天女伝説に関する資料の展示をしている。
倉吉ふるさと工芸館
- 住所
- 鳥取県倉吉市東仲町2606
- 交通
- JR山陰本線倉吉駅から日本交通市内線西倉吉方面行きバスで12分、赤瓦・白壁土蔵下車、徒歩3分
- 料金
- 見学料=無料/のれん=6000円~/巾着袋=3500円/コースター=1100円/テーブルセンター=2000円~/ポシェット=3500円/
赤瓦(アカガワラ)
白壁土蔵周辺の名所
地域特産品、手工芸品などのみやげ店や飲食店、観光案内施設が点在する。一号館から十六号館(四・九号館は欠番)まで14の蔵からなる人気のエリア。