小田原のウメ
春の訪れを知らせる白や赤の香り高い花
春の訪れを感じさせる代表的な花。花は小さく可憐だが、香りは強く満開時期にはあたりに芳香がただよう。開花時期には各地で「梅祭り」が開催される。関東屈指の梅林として知られる小田原・曽我梅林などに多くの花見客が訪れる。
曽我梅林(ソガバイリン)
広大なスペースに咲き誇る梅の花
別所・原・中河原の3つの梅林からなる約3万5000本の梅が栽培される関東屈指の梅林。梅の花が満開を迎える2月頃、梅林の西側に雪化粧した富士山がそびえる。関東の富士見百景に選定。
辻村植物公園の梅園(ツジムラショクブツコウエンノバイエン)
春には560本もの梅が咲く名所。貴重な老木・外国産樹木も現存
地元の素封家辻村家の梅園が前身の植物公園。面積約4.7haの大半が梅園で約560本を数える。樹齢90年を超える梅の老樹が、枝いっぱいに花を咲かせ迎えてくれる。希少な外国産樹木も現存する。