神戸南京町の中華料理

料理人が腕を振るう本格中華料理店がずらり

最初に神戸に中華料理を伝えたのは広東省出身の人々といわれていて、とりわけ南京町には広東料理を中心とする中華料理の名店が多い。フカヒレやエビなどの魚介類や牛肉、野菜などを使い、本場のレシピで仕上げる店自慢の一品を味わおう。

雅苑酒家南京町本店(ガエンシュカナンキンマチホンテン)

南京町のメインストリートから裏路地に入ると、そこは神戸の「大人の隠れ家」。JAZZの流れる店内でゆっくり優雅なひとときを。

味、量、値段のバランスが抜群。アオリイカに片栗粉をつけて揚げた香ばしいいかの天ぷらは創業以来の看板料理。神戸牛を使った料理にもファンが多い。

住所: 兵庫県神戸市中央区元町通1丁目3-3
交通: JR神戸線元町駅から徒歩3分
料金: 五目ヤキソバ=1050円/上海カニミソ入り豆腐=1950円/イカ天=1800円/神戸牛と季節野菜の炒め(小)=2700円/エビのマヨネーズソース(小)=1800円/水餃子(中)=1950円/

広東料理の伝統と基本はしっかり守りつつ、そこに独創的なアレンジをプラスした広東料理。毎日市場で仕入れる新鮮食材を日本人の口に合うよう調理、お手頃なランチメニューも見逃せない。

住所: 兵庫県神戸市中央区元町通1丁目3-7チャイナスクエアビル 1階
交通: JR神戸線元町駅から徒歩5分
料金: お昼の満腹セット=1210円/湯葉皮春巻=1430円/活蟹と春雨の土鍋煮込み=4950円/貝柱とアスパラXO醤炒め=3080円/お手軽本格中華コース=3850円/

焼鶏(ショウケイ)という若鶏の姿焼きで知られる中国料理店。北京風のローストチキンで皮は香ばしく、中身は蒸し鶏のようにやわらかく味わい深い。コースもある。

住所: 兵庫県神戸市中央区元町通1丁目4-8
交通: JR神戸線元町駅から徒歩3分
料金: 焼鶏定食(ランチ)=1000円/焼鶏ラーメンセット(ランチ)=970円/焼鶏=1200円(1人前)/肉ゆば巻=1100円(1人前)/水餃子=690円(6個)/

おすすめは下ごしらえから2日かかる鶏の丸揚げ広東風。半羽で3～4人前はある。芝海老の炒めもの四川風、牛バラ肉の煮込み入りそばなどもある。団体は予約が必要。

住所: 兵庫県神戸市中央区元町通1丁目3-6
交通: JR神戸線元町駅から徒歩5分
料金: 三鮮湯麺=940円/エビチリ=1500円/ホイコーロー=1200円/鶏の丸揚げ広東風=1600円/芝海老の炒めもの四川風=1500円/プリッとしたエビ天ぷらのマヨネーズ和え=1500円/

飲茶のコースもしっかりしたコース料理も堪能できる店。和・洋・中の素材を使った中国料理で、フカヒレの姿煮込み、牛ショートリブの炒め物など多彩な料理が揃う。

住所: 兵庫県神戸市中央区栄町通1丁目3-16チャイナコートビル 2～3階
交通: JR神戸線元町駅から徒歩4分
料金: 龍郷ランチ=1250円/南京町コース=3400円/フカヒレの姿煮込み(M)=6500円/アワビとホタテと季節野菜の炒め=2200円/おこげの海鮮あんかけ=1500円/牛バラ肉の土鍋煮込み=2000円/