京都のスイーツ
寺社をお参りしたあとは、スイーツを訪ねて街歩き
和洋ともにクオリティの高い京スイーツは、なにから探せばいいか迷ってしまうほど。季節感が盛り込まれた生菓子や、味わい深い干菓子などは京都ならではの味。餅や団子などはおいしくいただけるよう日持ちをチェックしておみやげに。チョコレートや焼き菓子など、洋菓子が人気の店も多い。

多聞堂(タモンドウ)
ほっこりするやさしい甘さのお餅
鞍馬寺の門前町にある茶店。栃の実の風味と上品な餡がマッチした牛若餅がおうすとセットで味わえる。牛若餅は持ち帰りもできる。佃煮等(みやげもの)も販売している。

多聞堂
- 住所
- 京都府京都市左京区鞍馬本町235
- 交通
- 叡山電鉄鞍馬線鞍馬駅からすぐ
- 料金
- 佃煮=540円~/牛若餅=140円(1個)・630円(おうすとセット)/ところてん=500円/アイス最中と抹茶セット=720円/あま酒=500円/コーヒー=500円/
双鳩堂(ソウキュウドウ)
人気の白、ニッキ、抹茶の三色鳩もちをはじめ、どれも優しい甘さ
詩仙堂近くにある古い茶店。本店は修学院にあり、明治中頃の創業。名物の鳩もちは、もっちりとして昔ながらの素朴な味わいだ。
双鳩堂
- 住所
- 京都府京都市左京区一乗寺門口町20
- 交通
- JR京都駅から市バス5系統岩倉操車場前行きで45分、一乗寺下り松町下車、徒歩10分
- 料金
- 鳩もち(3個)=400円/でっち羊かん(1本)=450円/よもぎ団子(1本)=150円/
出町ふたば(デマチフタバ)
やわらか餅と大粒の豆が好相性
名物の「豆餅」は、創業以来約100年、変わらぬ味と製法を貫く銘菓。こし餡を包んだ真っ白な餅皮に塩味のきいた赤エンドウが入っている。店前には毎日行列ができる。

とらや 京都一条店(トラヤキョウトイチジョウテン)
多彩な和菓子を楽しむ
室町時代後期に京都で創業した和菓子の老舗。代表商品の小倉羊羹「夜の梅」をはじめ、年中行事や季節感あふれる生菓子などで多くの人を魅了している。京都限定の商品もある。

とらや 京都一条店
- 住所
- 京都府京都市上京区烏丸通一条角広橋殿町415
- 交通
- 地下鉄今出川駅から徒歩7分
- 料金
- 季節の生菓子=454円(1個)~/最中=各195円/小倉羊羹「夜の梅」=3024円(竹皮包)/生姜入焼菓子「残月」=303円(1個)/
阿闍梨餅本舗 満月(アジャリモチホンポマンゲツ)
熟練の技を感じる和菓子の店
安政3(1856)年創業の和菓子の老舗。比叡山で修行する僧にちなんで名付けられた阿闇梨餅と、明治に考案され、最近復刻された満月が有名。

阿闍梨餅本舗 満月
- 住所
- 京都府京都市左京区鞠小路通今出川上ル
- 交通
- 京阪鴨東線出町柳駅から徒歩8分
- 料金
- 阿闍梨餅=119円(1個)/京納言=702円/満月(土・日曜、祝日のみ)=303円/最中(9~翌5月のみ)=195円/
一乗寺 中谷(イチジョウジナカタニ)
柔軟なスタイルで和洋のいいとこどり
名物のでっち羊かんは、丹波小豆と米粉を練って、竹の皮に包んで蒸したもの。和洋の組み合わせが新鮮なスイーツが人気。わらびもちパフェなどを落ち着いた店内で味わえる。

一乗寺 中谷
- 住所
- 京都府京都市左京区一乗寺花ノ木町5
- 交通
- JR京都駅から市バス5系統岩倉操車場前行きで45分、一乗寺下り松町下車すぐ
- 料金
- でっち羊かん・武蔵まんじゅう(各抹茶付)=680円/豆乳プリン黒糖仕立て(コーヒー付)=850円~/わらびもち(煎茶付)=600円/ぜんざい(煎茶付)=680円/わらびもちパフェ=900円/ランチ=1050円~/豆乳プリン(持ち帰り)=410円/
マールブランシュ ジェイアール京都伊勢丹6Fサロン店(マールブランシュジェイアールキョウトイセタンロッカイサロンテン)
見た目も色鮮やかで本格的な味わいのスイーツが豊富に並ぶ
四季折々の風情を取り入れたスイーツが自慢の京都北山の洋菓子店。見た目にも美しいデザートが人気。

マールブランシュ ジェイアール京都伊勢丹6Fサロン店
- 住所
- 京都府京都市下京区烏丸通り塩小路下ル東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹 6階
- 交通
- JR京都駅からすぐ
- 料金
- 絞りたてモンブラン=800円/マールモンブランパフェ(フルサイズ)=1361円/紅茶=702円~/
通圓(ツウエン)
抹茶デザートが味わえる宇治茶の老舗
永暦元(1160)年に宇治橋東詰に庵を結んだことに始まる宇治茶の老舗。風味豊かな茶団子を抹茶や煎茶と一緒に味わえる。なかでも抹茶パフェは逸品。新茶は5月上旬に店頭に並ぶ。

井筒八ッ橋本舗 祇園本店(イヅツヤツハシホンポギオンホンテン)
京みやげ代表「八ッ橋」の老舗
創業200年を数える八ツ橋の老舗。「北座」と名付けた赤茶色の建物で1階が売店、2階が茶店になっている。店内では月替わりの生菓子を用意している。

井筒八ッ橋本舗 祇園本店
- 住所
- 京都府京都市東山区川端通四条上ル
- 交通
- 京阪本線祇園四条駅からすぐ
- 料金
- 井筒八ッ橋=648円~/あん入り生八ッ橋夕子=594円(10個入)/夕霧=1350円(5個入)/井筒の三笠=918円(5個入)/益壽糖=1404円(6袋入)/
山科わかさ屋(ヤマシナワカサヤ)
見た目も美味なコーヒー大福
随心院の南にある和菓子店。珍しいコーヒー大福が人気。生クリームやコーヒーで味付けした白小豆餡の風味と、餅の食感が絶妙な組み合わせ。珈琲わらびも好評だ。

喜久屋(キクヤ)
良質な素材で作られた乾物や珍味が並ぶ
全国の乾物や珍味が並ぶ商店。珍味が300種以上揃う。可愛いアメやクッキー、酒のつまみ、割烹材料など年齢や性別を問わず楽しめる店。みやげにも最適。

喜久屋
- 住所
- 京都府京都市中京区錦小路通富小路東魚屋町198
- 交通
- 阪急京都線京都河原町駅から徒歩8分
- 料金
- 揚げ花MIX=650円/五色ぶぶあられ=350円/揚げ花・開花宣言=500円(20個入)/舞妓チョコレート=350円(12個入)/
亀屋良長(カメヤヨシナガ)
醒ヶ井の名水が演出する美しき和菓子の味
京の名水のひとつ、醒ヶ井の水を使った和菓子の店。代表銘菓の烏羽玉は、一口サイズの黒砂糖の生菓子。賞味期間が14日なのでおみやげにも最適。豆せんべい一陽来福も評判。

亀屋良長
- 住所
- 京都府京都市下京区四条通油小路西入ル柏屋町17-19
- 交通
- 地下鉄四条駅から徒歩5分
- 料金
- まろん=1296円(9個)/四ひら=378円/かきつばた=376円/焼きあずき=540円(10個)/宝ぽち袋=756円/錦秋=378円/烏羽玉=486円(6個)/一陽来福=432円(8枚)/
総本家 宝玉堂(ソウホンケホウギョクドウ)
稲荷煎餅発祥の店
伏見稲荷大社の参道に、約90年前から店を構える稲荷煎餅発祥の店。なかでも京都の白味噌と胡麻を使って焼くきつねの顔をかたどった煎餅が名物。

総本家 宝玉堂
- 住所
- 京都府京都市伏見区深草一ノ坪町27-7
- 交通
- 京阪本線伏見稲荷駅からすぐ
- 料金
- きつね煎餅=540円(大3枚入)、390円(小3枚入)/小きつね=600円(5枚)/大きつね=900円(5枚)/鈴型の煎餅(おみくじ入)=450円(5個)/
UCHU wagashi(ウチュウワガシ)
五感を研ぎ澄ますシンプルな和三盆の和菓子
菓子型やデザインも手がける、京都発の和菓子ブランド。口溶けのよい和三盆に、ココアやバニラフレーバーを取り入れた、個性豊かな落雁に出会える。

UCHU wagashi
- 住所
- 京都府京都市上京区猪熊通上立売下ル藤木町786
- 交通
- 地下鉄今出川駅から徒歩15分
- 料金
- animal=680円/ochobo=1080円/drawing=680円/
百万遍 かぎや政秋(ヒャクマンベンカギヤマサアキ)
アーモンドが隠し味の「野菊」も人気
大正9(1920)年から続く老舗のお菓子屋。代表的な銘菓「ときわ木」をはじめ、京都ならではの様々なお菓子が揃う。

MARIEBELLE京都本店(マリベルキョウトホンテン)
宝石のようなチョコレートがそろうショップ
NY発チョコレート専門店が日本初出店と話題を呼んだ。訪れる度に新メニューが続々登場し、店内は非日常を感じる空間になっている。
亀廣脇(カメヒロワキ)
季節を感じる愛らしい和菓子
老舗「亀末廣」で修業を積んだ初代が始めた店。独創的な和菓子を創り出した2代目を3代目が継承し、季節の花や風物詩がテーマの和菓子がそろう。つくりたてにこだわるゆえ、生菓子は予約制。
