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分離派会館
Secession
黄金のキャベツがシンボリックな分離派(セセッション)の拠点
月桂樹の葉を透かし彫りにした金細工のドームを持つ建物。地元では”黄金のキャベツ”の愛称で親しまれている。19世紀後半、革新的な芸術表現を主張して体制と決別した若い芸術家の作品発表の場として創設されたもので、現在も展覧会場として使用されている。設計は、みずからもユーゲントシュティールの活動家であったヨーゼフ・マリア・オルブリヒ。地階には、1902年の分離派展に出展されたクリムトの大作『ベートーヴェンフリーズ』を収蔵。ベートーヴェンの『交響曲第9番』をモチーフに、社会への風刺と幸福への憧れを描き出した傑作だ。
- 住所
- Friedrichstraße 12 AUT (大きな地図で場所を見る)
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