
更新日:2020年4月13日
ウィーンのオペラ&劇場ガイド
格式高い歌劇場から庶民的なシアターまで、さまざまな劇場が集まるウィーン。オペラやオペレッタ、演劇、ミュージカルなどプログラムも幅広く、心ゆくまで芸術の世界に浸ることができる。
パリ、ミラノと並ぶ世界三大オペラ劇場 ウィーン国立歌劇場 Wiener Staatsoper
音楽の都ウィーンを象徴するオペラの殿堂。1869年にモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』で幕を開け、1918年の帝国崩壊とともに宮廷歌劇場から国立歌劇場に改称された。歴代の音楽監督には、マーラーやカラヤンといった錚々たる指揮者が名を連ね、2002年には小澤征爾が日本人初の音楽監督となり話題を集めた。年間約300日にわたってオペラやバレエが上演され、世界最高レベルの舞台が繰り広げられる。収容人数は立見席を含めると2276名、立見席なら安いチケットで鑑賞が可能だ。シャンデリアが輝くロビーや大階段も美しく、館内の見学ツアーが人気を呼んでいる。
ネオ・ルネサンス様式の装飾で彩られた荘厳な大空間
ガイドツアー Guided Tours
日本語を含む数カ国語で見学ツアーを実施。公演の状況により日程は不定期だが、毎月の予定が入口の案内板に表示されるので確認しておこう。チケットは当日ツアー開始20分前から販売。壮麗な舞台の裏側も見られる。
開催 不定期(所要約40分) 料金 €7.50
座席の名称と種類
Parkett パルケット 平土間
Stehparterre ステーパルテーレ 立見席
Parterre Loge パルテーレ・ロージェ 1階ボックス席
1 Rang Loge 2階ボックス席
2 Rang Loge 3階ボックス席
Mittelloge 1階正面席
Mitte ミッテ 正面席
Balkon バルコン ロージェの上の階
Proszenniumsloge プロスツェニウムロージェ 舞台脇のボックス席
Galerie ガレリー 天井桟敷
座席料金
チケット料金は公演によって異なる設定となっている。下は公演ランクC〜Pの料金
平土間(前) €144~273
平土間(後) €116~237
立見席 €92~181
1階正面席等 €69~130
バルコン等 €53~98
天井桟敷等 €35~77
サイド等 €11~49
関連リンク
ウィーンに現存する最も古いオペラ劇場 アン・デア・ウィーン劇場 Theater an der Wien
ウィーン最古のオペラ劇場。近年はミュージカル劇場となっていたが、2006年にモーツァルト生誕250年を記念して再びオペラ劇場に。
庶民的で親しみやすいオペレッタを上演 フォルクスオーパー Volksoper
1898年創立の劇場で、ウィーンでは国立歌劇場に次ぐ大きさ。オペレッタを中心にオペラやミュージカル、バレエなどを上演する。
ドイツ語圏随一の権威を誇る演劇の殿堂 ブルク劇場 Burgtheater
1741年、マリア・テレジアの時代に創設された宮廷劇場が前身。多数の名作が初演され、ドイツ語圏最高峰の劇場と称される。
喜劇俳優の名を冠したミュージカル劇場 ライムント劇場 Raimund Theater
劇作家かつ喜劇俳優でもあったフェルディナント・ライムント(1790~1836年)の名にちなんだ劇場。人気ミュージカルを上演する。
古典から新作まで多彩な演劇を上演 フォルクス劇場 Volkstheater
オーストリア古典劇から英語による現代劇まで、幅広く上演。比較的小規模で肩肘張らず観劇できる。
気軽に名作を鑑賞できる本格小劇場 アカデミー劇場 Akademietheater
ブルク劇場に付属する小劇場で、小品を中心とした上演。ウィーン・コンツェルトハウスと同じ建物内にある。

【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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