マントヴァとサッビオネータ

14〜17世紀にこの地を治めたゴンザーガ家は芸術文化に貢献し、ルネサンスの理想を2つの街の都市計画で実現。宮殿や聖堂、劇場や離宮など優美な建築群と芸術作品が集結する。

City of Mantova skyline view
by fotolia - ©xbrchx

芸術の庇護者ゴンザーガ家の夢の理想郷
3つの湖に囲まれたマントヴァではイザベッラ・デステのもと宮廷画家や音楽家によって華麗な宮廷文化が隆盛

アクセス

ミラノからマントヴァまで
鉄道(R)で約1時間50分。マントヴァからサッビオネータまではバスで約1時間

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, by Milo & Silvia in the world, CC BY-SA

サッビオネータはヴェスパシアーノ・ゴンザーガ公が碁盤の目状に整備

マントヴァとサッビオネータ

現地名:
Mantova e Sabbioneta
住所:
マントヴァ(ロンバルディア州)はミラノの東南158km。サッビオネータ(ロンバルディア州)はマントヴァの西南30km
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アクセス:
ミラノからマントヴァまで鉄道(レジョナーレ)で約1時間50分。マントヴァからサッビオネータまではバスで約1時間

クレスピ・ダッダ

19〜20世紀の産業革命期、企業家クレスピがみずからの紡績工場の労働者と家族のためにアッダ川沿いに整備。工場、住宅、教会、学校などがそろい、職住接近の画期的な労働環境を誇った。

アクセス

ミラノから
地下鉄2号線でジェッサーテ駅へ。バスに乗り換え約20分、トレッツォで下車

Crespi d’Adda (Italy), historic industrial village
by fotolia - ©Claudio Colombo

啓蒙的経営者が造った産業革命期の“企業村”
現在、工場は閉鎖されているが、工場跡、オフィス、社宅、クレスピ家の城などが良好な保存状態で残り、労働を主軸にした一大共同体の生活を伝える

クレスピ・ダッダ

現地名:
Crespi d'Adda
住所:
カプリアーテ・サン・ジェルヴァシオ(ロンバルディア州)はベルガモの南西15km
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アクセス:
ミラノから地下鉄2号線でジェッサーテ駅へ。バスに乗り換え約20分、トレッツォで下車

シエナ歴史地区

丘の街シエナはトスカーナの覇権をフィレンツェと争った古都。「世界一美しい」といわれる扇状のカンポ広場を中心に、12〜15世紀に建造されたゴシック様式の館や教会が建ち並ぶ。マンジャの塔がそびえる市庁舎、壮麗なファサードのドゥオモなどに加え、美術館の所有品も第一級。マルティーニなど後世に影響を与えたシエナ派の傑作絵画を鑑賞できる。

top view of Siena
by fotolia - ©GoneWithTheWind

中世の面影が漂うトスカーナの街
レンガ色の瓦屋根が続く街並み。高さ102mのマンジャの塔は最上階の展望室まで上れる

アクセス

フィレンツェから
シエナまでプルマン(長中距離バス)で約1時間20分、または鉄道(R)で約1時間30分

Siena Cathedral
by fotolia - ©GoneWithTheWind

街のシンボル、ドゥオモ。ゴシック様式のファサードは、イタリア随一の美しさと称される

シエナ歴史地区

現地名:
Centro storico di Siena
住所:
シエナ(トスカーナ州)はフィレンツェの南68km
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アクセス:
フィレンツェからシエナまでプルマン(長中距離バス)で約1時間20分、または鉄道(レジョナーレ)で約1時間30分

サン・ジミニャーノ歴史地区

田園風景の中にたたずむ小さな街。聖フランチェスコが歩いたとされるフランチジェナ街道にあり、中世にローマ巡礼の中継地として栄えた。当時の権力者が、富の象徴として競って塔を建造したことから、13〜14世紀には72もの塔があったという。現在は14の塔が残り、石畳の道とあいまって中世そのままの雰囲気をとどめる。

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San Gimignano, by Rodrigo_Soldon, CC BY-ND

巡礼者で賑わった中世の美しい塔の街
街の中心は三角形のチステルナ広場。2連窓が並ぶ14世紀建造のトルトーリ・トレッカーニ館が見どころ

アクセス

フィレンツェから
ポッジボンジまでバスで約50分、または鉄道(R)で約1時間。ポッジボンジからサン・ジミニャーノまで約20分

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San Gimignano, by lo.tangelini, CC BY-SA

城壁に囲まれた小さな街に中世の塔が建ち並び、散策していると時代をさかのぼったかのような気分になる

ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々(シチリア島南東部)

1693年、シチリア島南東部のヴァル・ディ・ノート(ノート渓谷)周辺の街々は、エトナ火山地域の大地震によって壊滅。その後の都市計画によって、後期バロック様式の街として見事に復興した。カターニア、ノート、ラグーサ、カルタジローネ、モディカなど8つの街が世界遺産に登録され、シチリアの山肌を背景に美しい都市景観を展開する。

Noto – Sicily – Italy
by fotolia - ©Ralph

大地震から蘇った後期バロック都市群
カターニアのクロチーフェリ通りには、華麗なファサードのバロック様式の教会や17〜18世紀建造の館が建ち並ぶ

アクセス

各都市からカターニアまで
ローマなどからシチリア島のカターニアまで飛行機あり。空港から市内まで車で約20分

The cityscape of the town of Ragusa Ibla in Sicily in Italy
by fotolia - ©pitrs

ラグーサの旧市街イブラは18世紀建造のサン・ジョルジョ教会のまわりに迷路のような街並みが続き、バロックの館が点在

ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々(シチリア島南東部)

現地名:
Le città tardo barocche del Val di Noto(sud-est della Sicilia)
住所:
シチリア州。ノート、ラグーサ、カターニア、カルタジローネ、ミリテッロ・イン・ヴァル・ディ・カターニア、モディカ、パラッツォ・アクレイデ、シクリの8つの街
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アクセス:
ローマなどからシチリア島のカターニアまで飛行機あり。空港から市内まで車で約20分
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筆者

奥付:
この記事の出展元は「まっぷるイタリア’18」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2016年10〜12月の取材・調査によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。料金・価格の単位は、ユーロ(€)で表示しています。

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