Museo Ferrari, by Matteo Paciotti | Photography, CC BY

更新日:2020年4月13日
イタリア・ミラノでフェラーリの聖地を訪れる
世界的高級スポーツカーメーカーであり、F1界を牽引してきた名門チームの拠点でその歴史と功績に思いを馳せる。
「跳ね馬」の紋章で知られるイタリア生まれの自動車メーカー
世界的に有名な自動車メーカー、フェラーリの創立は1947年。創設者のエンツォ・フェラーリが運営していたレーシングチームのレース参戦費用の捻出を目的として、自動車の製造と販売が始められた。今では高級スポーツカーメーカーとして不動の地位を築いたフェラーリは、1950年の初開催時からF1世界選手権に参戦し続け、16回のコンストラクターズタイトルを誇る名門チームでもある。史上最多7回のドライバーズタイトルに輝いているミハエル・シューマッハをはじめ、2014年時点で9人の年間チャンピオンを生み出している。2007年を最後にチャンピオンシップを獲得できずにいる同チームだが、2015年はかつてフェラーリにタイトルをもたらしたキミ・ライコネンに加え、4年連続チャンピオンの功績を持つセバスチャン・ベッテルをレッドブル・レーシングから迎えて起死回生を図る。 イタリア国内はもちろん、世界中に熱狂的なファンを持つフェラーリの聖地といえば、本拠を置くマラネッロと、イタリアグランプリが開催されるモンツァ・サーキット。ミラノからモンツァなら電車で約20分、マラネッロでも電車とシャトルバスを乗り継いで約2時間半で行くことができる。どちらも都市部からは少し距離があるが、モンツァ・サーキットは、レースがない日でも観客席からコースを見ることはできるので、時間に余裕があれば足を延ばしてみるのもよい。
ミラノの北15kmに位置するサーキット モンツァ・サーキット Autodromo Nazionale di Monza
F1世界選手権最多開催回数を誇り、イタリアグランプリが行なわれるこの世界有数の高速サーキットは、いわばフェラーリの聖地。グランプリ開催の週末には、「ティフォシ」と呼ばれる熱狂的なフェラーリファンたちが世界各国から応援のために訪れ、スタンドがチームのイメージカラーである赤一色に染まって見えるほどだ。
数々の名場面を生んだ、伝統の高速サーキット
本拠地に建つフェラーリの博物館 フェラーリ博物館 Museo Ferrari
フェラーリの本拠地として知られる、モデナ郊外の小さな田舎町、マラネッロ。工場やテスト用のコースなど「フェラーリの街」ともいえるこの地に、その歴史を伝える博物館がある。歴代のマシンやエンジンのほか、これまでに獲得した優勝トロフィーなどファンにとってはたまらない展示品の数々。創設者エンツォ・フェラーリの書斎を復元した部屋やピットレーンの再現など、見どころは多い。
テストコース見学とセットになったチケットも販売
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