
更新日:2020年4月13日
ペナン【ジョージタウン】世界遺産を歩く!リトル・インディア
通りごとにさまざまな顔を見せ多彩な民族がともに暮らす街
ジョージタウンでコロニアル建築とともにぜひ見学したいのが、民族色豊かな宗教建築。なかでもマスジッド・カピタン・クリン通りは、中国、イスラム、ヒンドゥなど各民族の寺院が寄り添うように建つ通称「ハーモニー通り」。マレーシアのミックスカルチャーを肌で感じとれる。また、周辺にはカラフルなショップハウスが建ち並び、リノベートされたおしゃれカフェやショップもある。街歩きの途中、休憩がてら立ち寄ってみたい。
マスジッド・カピタン・クリン通り周辺
TOTAL所要時間 2時間
移動距離 0.9㎞
ハーモニー通りとして知られるマスジッド・カピタン・クリン通り。おごそかなカピタン・クリン・モスクが見える
街歩きアドバイス
宗教施設ではそれぞれのマナーを守って見学しよう。とくにモスクを訪れる際は、肌の露出の多い服装は避けたい。場所によってはスカーフを貸してくれるところもある。
ワンポイント
街なかにいくつかの貸自転車店があり、1日約RM20〜で利用できる。車の交通量が多いので注意。
関連リンク
クー・コンシー(Khoo Kongsi/邱公司)
ペナンで最も豪華な中国寺院
中国・福建省からの移民であるクー一族が祖先を祀るため1901年に建造。中国本土から多くの職人や材料を集めて造られた精緻な装飾は絢爛豪華と呼ぶにふさわしい。
重厚で緻密な彫刻は総重量25tにも及ぶ。現代では再現不可能といわれる立体的な透かし彫りは見事
まばゆい金箔で飾られた祭壇
アチェ・モスク Masjid Melayu Lebuh Acheh
スマトラ様式のミナレットに注目
スマトラ島のアチェ王家の血を引く裕福なアラブ人商人テンク・サイード・フセインが1808年に建造。周辺に建つ19世紀半ばのマレー式家屋には子孫たちも住んでいる。
小さな小窓が付いた八角形のミナレットは周辺のランドマークになっている
ここにも寄りたい
ジョージタウン世界遺産事務局 Georgetown World Heritage Inc
街の歴史が学べる資料館
ジョージタウンの世界遺産について紹介する施設。小さな資料館も併設しており、遺産の修復当時の写真記録も豊富に残る。遺産巡りのアドバイスも受けられるので、散策の途中に立ち寄ってみたい。
孫中山記念館 Sun Yat Sen Museum
孫文が革命の夢を紡いだ家
1875年建設のショップハウス。1910年、清朝の打倒をめざす孫中山こと孫文が、革命の支持者を求めて約半年間、同盟本部を置いたことで知られる。
間口は狭いが奥行は40m以上もある
カピタン・クリン・モスク Masjid Kapitan Keling
ムガール様式の優美なモスク
1801年建造。南インド系ムスリムのカピタン(リーダー)により建てられ、何度も改築を重ねて市内最大のモスクになった。礼拝堂内部には入れないが、敷地内は見学可能。
1910年に現在の様式に建て替えられた。ミナレットは1916年に完成
美しいゴシック調のアーチが連なる開口部から内部へと風が吹き抜ける構造になっている
潮州寺院 Teochew Temple
大扉の色彩豊かな神々
1870年、中国の潮州出身の人々が建立した祠廟。かつては韓江学校と呼ばれる学校も併設され、宗教、文化、教育施設の役割を果たした。
本堂には道教の玄天上帝(玄武)が祀られている

【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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