シンガポールの未来型植物園、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
マリーナの広大な庭園は、植物によってつくられた異世界を目で体で体験できるワンダースポット!
巨大なスーパーツリー類のない幻想庭園
マリーナベイ・サンズから歩行者用の橋を渡った先に造られている広大な庭園。現在はその約半分にあたるベイ・サウスが公開されている。シンボルは中心部に置かれた50mにもなる巨大な人工樹、スーパーツリー。ほかにも高原の自然を再現したドームなど、多彩な庭園が造られている。ダイニングも質が高く、わざわざ訪れる価値あり。
~見学の所要時間 約3時間~
注目SPOT1 夜のライトアップも幻想的 スーパーツリー・グローブ SuperTree Grove
摩訶不思議な風景に圧倒されるガーデンズ・バイ・ザ・ベイのシンボル。マリーナベイ・サンズをバックにした写真の撮影ポイントでもある。
by fotolia - © tongtranson
公園全体の中心となる地点。空中回廊「OCBCスカイウェイ」もぜひ体験したい
関連リンク
注目SPOT2 高山の探検気分を満喫 クラウド・フォレスト Cloud Forest
ドーム内には滝がもうもうとミストをあげる人工の山が造られ、雲霧林と呼ばれるエリアにしかない希少な植物が見られる。宙を歩く回廊もスリル満点。
高山地帯の冷涼な気候を再現している
注目SPOT3 常夏の国に出現した常春の庭 フラワー・ドーム Flower Dome
熱帯のシンガポールにあってドーム内は涼しく、世界各地の春を再現。植物だけでなく、ハイテク技術を駆使して造られたドームそのものも見どころ。
色とりどりの花がドームを埋め尽くす
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイはココがすごい !
巨大な人工ツリーと個性豊かな庭園
散策の中心となるスーパーツリー・グローブ。奇抜な景観を楽しんだあとは、周辺のさまざまな趣向が凝らされた庭園をめぐろう。
人工の造形美と自然が融合
庭園の北端にある2つのドームでは、最先端の技術を使い独特の世界をつくり上げている。冷房が利いているので、休憩にもちょうどいい。
動物形に刈られた木々 ワールド・オブ・プランツ The World of Plants
スーパーツリー・グローブの周囲に、それぞれテーマの異なる6つのガーデンが広がる。
センザンコウやサイチョウが待つ
歴史と文化を4つの庭で表現 ヘリテージ・ガーデンズ Heritage Gardens
マレー、中国、インド、コロニアルという、シンガポールを構成する文化を表現した庭園群。
奇岩が並ぶチャイニーズ・ガーデン
人工の巨大ツリーが迎える ゴールデン・ガーデン Golden Garden
タクシーでアクセスすると最初に目に入るのがここ。巨大ツリーとご対面。
巨大ツリーの部分集合体 シルバー・ガーデン Silver Garden
ゴールデン・ガーデンと対になる場所にスーパーツリーが3本立っている。
広大な芝生のスペース メドウ The Meadow
園の南にあるイベントスペース。大規模な音楽フェスなどが行なわれる。
宙に浮いた子供のアート作品が目をひく
注目のNEWSPOT
さまざまな形のサボテンが立つ サン・パヴィリオン Sun Pavillion
ドームそばにある屋外展示。サボテンなどの多肉植物をはじめ、乾燥地域の植生が再現されている。
水があふれる子供の遊び場 チルドレンズ・ガーデン Far East Organization Children's Garden
水が噴き出す広場を中心に、ツリーハウスなどがある。
日本の造園家が作った岩の庭 キャニオン The Canyon
日本の造園家・稲田純一氏のデザイン。中国の山東省で集めた花崗岩や、トンボや龍のオブジェが飾られている。
information
チケットの購入
有料施設のチケットは、クラウド・フォレスト隣のカウンターで購入できる。ゴールデン・ガーデン隣のビジターセンターでも扱っている。
トレイル・マップを手に入れる
ギフトショップで売られている地図は、2つのドームと屋外のガーデンの2種類があり、どちらもS$1。日本語版もある。
多彩な園内グルメスポット
複数の屋台の料理が楽しめる「サテ−・バイ・ザ・ベイ」や、アフタヌーンティーから、おしゃれなダイニングまで、園内の食事処はとっても多彩! ランチでもディナーでも、積極的に利用したい。
バスで園内を楽に周遊
園内を周回するシャトルバスが運行している。S$3で当日乗り放題。9:00〜21:00(チケット販売は〜20:30、毎月第1月曜は12:30〜)。音声案内付のオーディオ・ツアーもあり、こちらはS$8、子供S$3。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのレストラン&ショップ
旅の思い出にオリジナルグッズを。レストランも各種そろう。
厳選したシーフードの極上料理 マジェスティック・ベイ・シーフード Majestic Bay Seafood Restaurant
伝統的な広東料理に加え、オーナーシェフの楊彬源氏が創意を凝らした革新的な中国料理が味わえる。
落ち着いたモダンなインテリア
マジェスティック・ベイ・シーフード
- 現地名:
- Majestic Bay Seafood Restaurant
- TEL:
- 6604-6604
- 営業時間:
- 11:30~15:00、17:45~21:00
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://www.majesticbay.sg
「日本語」で安心して予約できます。
おみやげや園内マップが手に入る ギフトショップ Gift Shop
園内にギフトショップは3か所。自然をモチーフにしたオリジナル雑貨やお菓子、Tシャツなどが人気。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイオリジナルデザインのTシャツS$36.90
ギフトショップ(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)
- 現地名:
- Gift Shop
- 営業時間:
- 9:00~21:00
- 定休日:
- 無休
散策のお供にサンドイッチを カフェ・クレマ Café Crema
コーヒーとともにサンドイッチやパスタ、サラダ、スイーツを提供するカフェ。テイクアウトも可能。
エッグベネディクトS$17や、サンドイッチS$15〜などの軽食がそろう
カフェ・クレマ
- 現地名:
- Café Crema
- TEL:
- 6604-8826
- 営業時間:
- 8:30~19:30(閉店は20:00)、金・土曜、祝前日は~20:00(閉店は20:30)
- 定休日:
- 無休

まっぷるマガジン
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
- 奥付:
- この記事の出展元は「まっぷるシンガポール’18」です。掲載されている営業時間や表記などのデータは、2017年1月〜3月の調査・資料に基づくものです。諸事情により変更になる可能性がありますので、ご利用の際にはご確認ください。
- その他:
- ●掲載の商品は取材時のもので、売り切れなどで取り扱っていない可能性があります。 ●料金、価格の単位は原則としてシンガポール・ドル(S$)で表示しています。2017年3月現在、S$1=約81円です。なお、一部はアメリカ・ドル(US$)で表示しています。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。