平群町生駒郡 x 寺社仏閣・史跡
平群町のおすすめの寺社仏閣・史跡スポット
平群町のおすすめの寺社仏閣・史跡スポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。トラが出迎える毘沙門天の寺「朝護孫子寺」、宿坊があり、修験道の霊場で、修行体験ができる「千光寺」、たび重なる戦禍で焼失と再建を繰り返してきた古寺「金勝寺」など情報満載。
平群町のおすすめスポット
1~20 件を表示 / 全 8 件
朝護孫子寺
トラが出迎える毘沙門天の寺
斑鳩の西、大阪府との境にそびえる信貴山には、毘沙門天が聖徳太子に戦勝をもたらした伝説が残る。その地に建てられた朝護孫子寺は毘沙門天信仰の総本山で、境内には多くの堂宇が並ぶ。毎年秋に公開される国宝『信貴山縁起絵巻』をはじめ、霊宝館では多彩な宝物を鑑賞できる。
朝護孫子寺
- 住所
- 奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1
- 交通
- 近鉄生駒線信貴山下駅から奈良交通信貴山門行きバスで15分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- 霊宝館=300円/張り子のトラ=800~80000円/本堂・戒壇めぐり=100円/ (障がい者割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門、霊宝館は~16:30<最終入場>)
千光寺
宿坊があり、修験道の霊場で、修行体験ができる
役行者が開いた修権道の寺院。鳴川山中での修行中に千手観音を感得。像を漆の木に刻み本尊とする。境内には県指定有形文化財の梵鐘をはじめ、町指定有形文化財も多数ある。
金勝寺
たび重なる戦禍で焼失と再建を繰り返してきた古寺
奈良時代に行基菩薩によって開かれた寺院。松永久秀に寺を焼かれ、現在の本堂は江戸時代に再建されたもの。平安時代に作られたとされる薬師如来坐像や薬師三尊像は町指定文化財。
烏土塚古墳
平群氏の墓とされる前方後円墳で巨大な石室を持つ
竜田川西岸の丘陵上にある平群町最大の古墳。主体部は巨石を用いた横穴式石室で、組合家形石棺を安置。施錠されている石室内には馬具や武具、銅鏡、土器類が副葬品として埋葬されている。
千手院
商売繁盛や家内安全の寺として信仰される寺院
朝護孫子寺の最古の塔頭。毘沙門天護摩祈願を欠かさず、商売繁盛、家内安全の寺として信仰を集めている。小堀遠州作と言われる。沙羅双樹が咲く美しい庭があることで有名。宿坊があり、宿泊もできる。金運招福の銭亀善神と貧乏神よけでも知られている。
千手院
- 住所
- 奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1
- 交通
- JR大和路線王寺駅から奈良交通信貴山門行きバスで20分、信貴大橋下車、徒歩7分
- 料金
- 拝観料=無料/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉門)、宿坊はイン15:00、アウト10:00
石床神社旧社地
万物を生み出す産土神として祀られてきた石
どっしりと鎮座する石が御神体。高さ約6m、幅約10mの巨大な陰陽石は、いにしえから万物を生み出す産土神として崇められてきた石だ。越木塚の集落内にある。
長屋王墓
自害の最期をとげた長屋王のものと伝えられる円墳
小さな円墳だが、天武天皇の皇子高市皇子の子、自害の最期をとげた長屋王の墓と伝えられている。少し離れたところに、あとを追って亡くなった吉備内親王の墓がある。
藤田家住宅
大和棟の建築様式をあらわす民家で国の重要文化財
平群中学校に隣接する大和棟の民家。母屋の本屋根は切妻造りの茅葺き。敷居の突き止め溝や竹の欄間などが古い民家の建築様式を伝えている。国の重要文化財。