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防災用保存水として選ぶなら、硬水or軟水どっち?

水にはミネラル豊富な硬水と、飲み口がやわらかい軟水があります。

一般的に日本では、硬度0~100mg/Lを軟水、101~300mg/Lを中硬水、301mg/L以上を硬水として分類していますが、日本の水のほとんどは軟水です。

栄養バランスが崩れがちな被災時対策にと考えれば硬水となりますが、飲み慣れない、体質的に合わない人もいます。硬水か軟水のどちらにするか迷ったら、飲みやすい軟水をおすすめします。

<硬水の特徴>
重々しく、しっかりとした飲みごこち
ミネラル補給に最適
胃腸が弱い人は下痢に注意

<軟水の特徴>
やさしく、まろやかな口あたり
胃腸にやさしく、赤ちゃんのミルクにも使える

防災用保存水の賞味期限について考える!

防災用保存水の賞味期限について考える!
画像:photoAC

市販の水にも賞味期限があるのはご存知ですか? 普段飲んでいるペットボトルの水の賞味期限は1~2年ですが、防災用に製造された水は、なんと5~15年。しかし、安全面や味についてはどうなのでしょう?

5~15年の長期保存できる理由とは? 

「15年後も安全に飲めるのか?」「防腐剤がたっぷり溶け込んでいるのでは?」 なかには、こう訝しがる人もいるのではないでしょうか。

大丈夫です! 長期保存水の多くは高温加熱で、細菌が入り込まないよう何度も殺菌処理を重ね、徹底した衛生管理のもとでつくられています。

また多くの場合、ボトルが厚手で、密閉性の高いキャップを使うことで蒸発や品質の劣化を防いでいるのです。

「賞味期限とローリングストック」の考え方

防災用保存水には長期保存水が安心安全ですが、少々値段がお高め。保存期間が長いほど値段が上がります。味については千差万別ですが、まったく気にならない人もいれば、飲みにくいと感じる人も。

その場合は、ローリングストック方式での備蓄を考えてみてください。日常生活で使いながら新しいものを買い足していけば、賞味期限を気にせずに必要な量を備蓄しておくことができます。

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福岡県を拠点にフリーランスでライター、エディターとして活動しています。

得意分野はグルメ(とくにスイーツと呑んだくれ系)、おみやげ、温泉、宿、鉄道、歴史ネタなどの観光情報。ゴールドカードは運転免許証のみという平民ですが、運転ができないぶん、公共交通機関を駆使した旅行プランはお任せあれ。

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2022年秋には長崎新幹線が開通。ますます九州は鉄旅がおもしろくなりますよ。