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【2024年】恋愛映画のおすすめ30選！〜「今の気持ち」に寄り添います〜
古今東西、無限に存在する「恋愛映画」。
今日は恋愛映画の気分だ！と思ってもいっぱいありすぎて迷っちゃいますよね。
そこで本記事では、定番の作品から「こんなのもあるよ！」まで30本をおすすめしていきます。
恋をしてても、してなくても——。
恋の記憶が甘くても、苦くても——。
あなたにフィットする映画が、きっとある！
恋愛映画のおすすめ【邦画】編！
近年の日本映画は、微細な感情を丁寧に描いた傑作ぞろい！とても紹介しきれないので、気に入った作品があればどんどん深掘りしてみてくださいね。もちろん、少し前の名作も要チェック！
おすすめの恋愛映画１. ちょっと思い出しただけ
クリープハイプの主題歌がとにかくエモい
2021年7月26日。タクシー運転手の葉（伊藤沙莉）は、客を降ろした先で見知った顔に気付く。葉の目の先にいたのは照生（池松壮亮）。今日が誕生日の男。そして、6年付き合った葉の元恋人である。二人はそれぞれに、時間にすればほんの数分間、6年分の「7月26日」を思い出していく。
ロックバンド・クリープハイプの尾崎世界観がジム・ジャームッシュ監督の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に感化されて書いた楽曲『ナイトオンザプラネット』を基にした作品——という複雑な経緯のある本作。恋愛や人間関係のディテール、キャストの魅力やアンサンブル、隅々まで楽しみ味わい尽くせる傑作です。コロナ禍描写の細かさも、2022年の映画ならでは。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2022年 |
| 製作国 | 日本 |
| 監督 | 松居大悟 |
| 出演者 | 池松壮亮／伊藤沙莉／成田凌 ほか |
| 時間 | 115分 |
おすすめの恋愛映画２. 恋は光
原作は秋★枝による同名コミック
偏屈な文系男子の西条（神尾楓珠）は、恋する女性たちが文字通り「輝いて」見えるという特異体質。その事情を唯一知る幼馴染の北代（西野七瀬）が、西条の唯一の友人でもあった。あるとき西条は文学少女の東雲（平祐奈）に興味を惹かれる。これは「恋」なのか？ 急接近で交換日記まで始めた西条と東雲を、しかし北代は複雑な感情で見守ることになる——。
大学生の男女が「恋」を定義する、哲学的こじらせ恋愛群像劇です。ちょっとシュールな空気感の作品や、森見登美彦の小説などが好きな人におすすめ！三角関係もとい四角関係の胸キュンも味わえます。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2022年 |
| 製作国 | 日本 |
| 監督 | 小林啓一 |
| 出演者 | 神尾楓珠／西野七瀬／平祐奈／馬場ふみか ほか |
| 時間 | 111分 |
おすすめの恋愛映画３. ロマンスドール
ラブドール製作者へのリスペクトも詰まった作品
『マイ・ブロークン・マリコ』などのタナダユキ監督が、10年前に発表した同名小説を自身で映画化した作品。一目惚れで結婚した妻に、自分の仕事が「ラブドール職人」であることを明かせないでいる男の物語です。手先は器用だけど生き方は不器用な男を高橋一生が、そんな彼と10年間連れ添った妻を蒼井優が演じます。
二人の出会いはとっても「特殊」。まさかの胸キュン展開に悶えてしまいますが、「恋愛の先」にこそ、この物語のえも言われぬ魅力があります。胸を打たれるけれど後味は晴れやか、そんな映画が観たい人におすすめです。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2020年 |
| 製作国 | 日本 |
| 監督 | タナダユキ |
| 出演者 | 高橋一生／蒼井優 ほか |
| 時間 | 123分 |
おすすめの恋愛映画４. ジョゼと虎と魚たち
ロックバンドの「くるり」が音楽を担当している
田辺聖子の同名小説を、監督・犬童一心、脚本・渡辺あやで実写映画化した恋愛映画の金字塔。話題を呼んだテレビドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』の脚本もつとめた渡辺あやさんは、本作が脚本家デビューとなっています。
足が不自由、乗るのは車椅子ではなく乳母車、口はめっぽう悪い、そんな少女ジョゼ（池脇千鶴）と、麻雀屋でバイトをするチャラ男の大学4年生・恒夫（妻夫木聡）。歯に衣着せない純粋な気持ちがぶつかりあう二人のラブストーリーは、なるほど納得の名作です。それぞれにカラーが全く異なるアニメ版や韓国リメイク版と見比べてみるのもおすすめ！
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2003年 |
| 製作国 | 日本 |
| 監督 | 犬童一心 |
| 出演者 | 妻夫木聡／池脇千鶴／上野樹里／江口のりこ ほか |
| 時間 | 116分 |
おすすめの恋愛映画５. 君の膵臓をたべたい
翌年にはアニメ映画化もされている
他人との関わり合いを避けてきた男子高校生の志賀（北村匠海）は、話したこともないクラスのマドンナ・桜良（浜辺美波）が膵臓の病気で「余命1年」なことを偶然知ってしまう。家族以外に病気を明かしていなかった桜良は、嫌がる志賀を「仲良しくん」と呼び、秘密を知る唯一の友達として思い出作りに巻き込んでいくのだが——。
小っ恥ずかしいくらいのティーン向け恋愛映画な味付けで走り出す本作、大人が観たら最初は「間違えたかな」と思うかもしれませんが、最終的な催涙力はかなり高めなので覚悟しておいてください（泣きたい人におすすめ！）。奇抜なタイトルの意味も、きっと腑に落ちるはず。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2017年 |
| 製作国 | 日本 |
| 監督 | 月川翔 |
| 出演者 | 浜辺美波／北村匠海／小栗旬／北川景子 ほか |
| 時間 | 115分 |
おすすめの恋愛映画６. 花束みたいな恋をした
観たら思わず自分語りをしたくなってしまう作品
『東京ラブストーリー』から『初恋の悪魔』まで長年にわたり数多くの名作を生み出し続ける脚本家・坂元裕二による作品。共通のサブカル趣味をきっかけに交際し始めた若い男女の5年間を濃密に描きます。特筆すべきは生々しく映し出される「別れ話」。楽しかったあの頃を思い出しながら別れを決断する二人のリアルさときたら……。
もしかしたらパンドラの箱を開けてしまうかもしれない映画で、「これって私の物語？！」と思う人はいっぱいいるはず。でも、映画として客観的に見ることで自分の人生を肯定してもらえたように感じる人もまた、いっぱいいるはず！ほろ苦い恋愛の記憶を昇華させたいあなたに、おすすめの一本です。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2021年 |
| 製作国 | 日本 |
| 監督 | 土井裕秦 |
| 出演者 | 菅田将暉／有村架純 ほか |
| 時間 | 124分 |
おすすめの恋愛映画７. 窮鼠はチーズの夢を見る
ジャニーズだからと、油断は禁物
サラリーマンの恭一（大倉忠義）は、7年ぶりに会った大学時代の後輩・今ヶ瀬（成田凌）から脅迫されていた。探偵業に従事する今ヶ瀬は、恭一の妻に依頼され、恭一の不倫現場を掴んでいるという。報告しない代償として今ヶ瀬は「カラダ」を要求するのだが——。
『失恋ショコラティエ』などの水城せとなによる人気同名小説を、大倉忠義（関ジャニ∞）×成田凌で実写映画化。罰ゲームのように始まった関係の、切ない行く末を描きます。BL作品と思われがちですが、男女の境なく矢印が飛び交うスリリングな恋愛ドラマでもあり、ときにはアート映画的な美しさを感じることも。直接的な描写を多く含むので、おひとりでの鑑賞がおすすめです。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2020年 |
| 製作国 | 日本 |
| 監督 | 行定勲 |
| 出演者 | 大倉忠義／成田凌／さとうほなみ／吉田志織 ほか |
| 時間 | 130分 |
おすすめの恋愛映画８. 50回目のファーストキス
全編にわたりハワイで撮影されている
2004年公開の同名アメリカ映画を福田雄一監督がリメイク。山田孝之×長澤まさみの共演で、ワンナイトラブの常習男と、事故の後遺症で記憶が一日しか持たない女性の恋愛模様を描きます。
福田雄一監督といえば『勇者ヨシヒコの冒険』などを筆頭にクセの強いコメディが作風ですが、本作はしっかり「ロマンティック・コメディ」しているのがおすすめポイント！ 同じ一日を繰り返すだけだった彼女に、前へ進める人生を送ってもらいたいと奮闘するプレイボーイの真剣さ。いつものギャグテイストに油断していると、不覚にも涙してしまう瞬間がきっとあるはず。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2018年 |
| 製作国 | 日本 |
| 監督 | 福田雄一 |
| 出演者 | 山田孝之／長澤まさみ ほか |
| 時間 | 114分 |
おすすめの恋愛映画９. 余命10年
主演二人の抑えた演技が胸に迫る
数万人に一人という難病で「余命10年」を宣告された茉莉（小松菜奈）は、何となしに出席した同窓会で中学時代のクラスメイト・和人（坂口健太郎）と出会う。生きる希望を失い自暴自棄になっていた和人に苛立ちを隠せない茉莉だったが、そんな茉莉の叱咤で人生を立て直した和人は彼女に想いを寄せ続ける。「余命10年」とは知らないままに——。
同名の原作小説を書いた小坂流加さんは、劇中と同じ病気で2017年に亡くなられています。茉莉が過ごした日々を大切に映像化したいという気持ちから、四季折々の美しくもありふれた景色は実際に1年をかけて撮影されたのだそう。「余命もの恋愛映画」はちょっと、という人にこそおすすめできる作品です。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2022年 |
| 製作国 | 日本 |
| 監督 | 藤井道人 |
| 出演者 | 小松菜奈／坂口健太郎／奈緒 ほか |
| 時間 | 124分 |
おすすめの恋愛映画10. 言の葉の庭
本作のヒロインは『君の名は。』にも登場する
『すずめの戸締まり』の新海誠監督が10年前に発表したアニメーション作品。雨の日の午前中、いつからか庭園のベンチで共に時を過ごすようになった男子高校生とミステリアスな年上女性。これは恋愛か、それとも——。ひとときの「雨宿り」の物語を、圧倒的な映像美で淡く優しく描きます。劇中で引用される万葉集の短歌がとてもロマンチックです。
46分と小さめの作品ではありながら、雨の描写、東京の描写、さらには花澤香菜演じるヒロインの描写まで、一言であらわすなら「フェティッシュ」の詰まった作品。おすすめの鑑賞シチュエーションはずばり「雨の日」。こんなに雨を愛おしく感じられる映画もなかなかありません。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2013年 |
| 製作国 | 日本 |
| 監督 | 新海誠 |
| 出演者 | 入野自由（声）／花澤香菜（声） ほか |
| 時間 | 46分 |
恋愛映画のおすすめ【洋画】編！
軽妙なロマコメからファンタジーまでバリエーション豊富！洋画はタイトルから内容が掴みにくい作品も多いので、ときには思いもしなかったような展開に驚かされるかも？？
おすすめの恋愛映画11. アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜
随所に見える時代時代のカルチャーも楽しい
個性的な家庭で育った冴えない青年ティムは、あるとき父から信じがたい秘密を明かされる。それは「一族の男には、タイムトラベルの能力がある」ということ。この日以降ティムは、タイムトラベルを駆使して射止めた女性メアリーと結婚、子供も産まれ、順風満帆な人生を送っていくことになる。ときには家族に苦難が降りかかることも。しかし「能力」があれば大丈夫。そう思っていたのだが——。
ロマコメの名手リチャード・カーティス監督による、タイムトラベル・ラブストーリーの傑作！ 注目したいのは、本作が決して単なる恋愛映画には終わっていない点。家族や人生について考えさせられる、全ての人におすすめの映画です。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2013年 |
| 製作国 | イギリス／アメリカ |
| 監督 | リチャード・カーティス |
| 出演者 | ドーナル・グリーソン／レイチェル・マクアダムス ほか |
| 時間 | 124分 |
おすすめの恋愛映画12. リコリス・ピザ
タイトルは実在したレコード店の名前
タレントとしても活動する高校生のゲイリーは、仕事で学校を訪れていた女性アラナに一目惚れをし、猛烈にアタックする。年上ながら将来のビジョンが定まらないアラナと、野心家の少年ゲイリー。相容れない二人の関係は、ときに近寄りときに離れ、しかし確実な何かを育んでいく——。
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン監督による、1970年代LAを舞台にした青春恋愛映画です。本作が映画初出演という主演二人の魅力と、「ウォーターベッド」「ピンボール」といった70年代カルチャーなど、古き良き雑誌のような映画を観たい気分の人におすすめ！
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2021年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 監督 | ポール・トーマス・アンダーソン |
| 出演者 | アラナ・ハイム／クーパー・ホフマン ほか |
| 時間 | 133分 |
おすすめの恋愛映画13. ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから
冒頭数分で二人の10年を描き切るタイトルバックが秀逸
学生時代の運命的な出会いから結ばれたラファエルとオリヴィア。作家とピアニストというそれぞれの夢を共に追ってきた二人だったが、夫ラファエルの成功により、すれ違いが大きくなっていく。そして決定的な大喧嘩をした翌朝、ラファエルが目覚めた世界は「成功した妻が自分のことを知らない世界」だった——。
失った関係を取り戻すため「もう一度、恋を始める」パラレルワールド・ラブストーリー。と言えば聞こえはいいですが、彼が妻を失ったのは自分本位だったせい。元の世界に戻ることは果たしてハッピーエンドなのでしょうか。そんな点にも注目してほしい、フランス製の恋愛映画です。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2019年 |
| 製作国 | フランス／ベルギー |
| 監督 | ユーゴ・ジェラン |
| 出演者 | フランソワ・シヴィル／ジョセフィーヌ・ジャピ ほか |
| 時間 | 119分 |
おすすめの恋愛映画14. （500）日のサマー
夏が終われば秋がくる！
ロマンチックな出会いを求める主人公・トムのもとに舞い降りた「運命の女性」ことサマー。しかしそんなトムと対照的に、サマーは「運命」を信じておらず——。『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブ監督によるラブコメディです。小悪魔的女性に翻弄される男の悲喜こもごもな500日を、軽妙に描きます。
名作『アメリ』をも思わせるようなポップでシニカルな映像世界は、客観的に見れば滑稽な「恋愛」の浮き沈みをよくもここまで表現できたものだと、誰もが恐れ入ってしまうはず。ひとしきり泣いたあとの傷心なあなたにおすすめの映画です。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2009年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 監督 | マーク・ウェブ |
| 出演者 | ジョセフ・ゴードン＝レヴィット／ズーイー・デシャネル ほか |
| 時間 | 96分 |
おすすめの恋愛映画15. ブルーバレンタイン
甘い（？）タイトルに御用心
あるカップルの出会いから別れまでを描く映画——ではあるのですが、いかんせんこの映画の生々しさは尋常ならざるものがあります。同じ役者が演じているのに全く別人のように見える「熱愛期」と「倦怠期」。しかも、その「在りし日」と「現在」を交互に見せられるのだからたまりません。
出会った頃は魅力的に見えていた部分が、いざ結ばれてみるとマイナスに思えてしまったり。「あんなに素敵だったあなたはどこへ行ってしまったの？」と思うも、じつは自分や環境が変わってしまっただけのことだったり。ライフステージを横断していくごとに「刺さり」が増すのかもしれない本作。ビターな恋愛映画が観たい人におすすめです。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2010年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 監督 | デレク・シアンフランス |
| 出演者 | ライアン・ゴズリング／ミシェル・ウィリアムズ ほか |
| 時間 | 114分 |
おすすめの恋愛映画16. キャロル
このうえなく「映画らしい」映画
クリスマスのニューヨーク。デパートで働くテレーズ（ルーニー・マーラ）は、気品に溢れた女性客キャロル（ケイト・ブランシェット）に目を奪われる。後日、売り場に置き忘れたキャロルの手袋をテレーズが届けたことから二人は頻繁に会うようになり——。
一目見て釘付けになってしまうエレガンスと包容力に溢れたケイト・ブランシェット、衣装が変わるたびに溜め息が出てしまうほど可憐なルーニー・マーラ、そして1950年代の仄暗くも美しいニューヨーク。あちらこちらで目が喜ぶ映画ですが、離婚を目前にしたキャロルの親権問題や当時の社会の風当たりなど、胸がぎゅっとなる場面も。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2015年 |
| 製作国 | アメリカ／イギリス |
| 監督 | トッド・ヘインズ |
| 出演者 | ケイト・ブランシェット／ルーニー・マーラ ほか |
| 時間 | 118分 |
おすすめの恋愛映画17. 世界一キライなあなたに
不思議な後味が残る、異色のラブストーリー
失業中の女性・ルーは、6ヶ月契約の高給な求人に飛び付いた。それは事故で四肢麻痺となった元実業家の青年ウィルを、ときに介護し、ときに話し相手になる、というものだった。はじめは心を閉ざしていたウィルだが、ルーのオープンな人柄にいつしか打ち解けていく。しかし、ルーはまだ知らない。「6ヶ月の契約期間」に大きな意味があることを——。
『ゲーム・オブ・スローンズ』のエミリア・クラークが天真爛漫なヒロインを演じるロマンティック・コメディ。おすすめ恋愛映画の定番としてよく紹介されているので、タイトルやビジュアルは見たことがある！という方、多いかも。でもこれ、パッケージからは想像できない、賛否両論を巻き起こしそうな展開の作品なんです。ぜひ一度、ご賞味あれ。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2016年 |
| 製作国 | アメリカ／イギリス |
| 監督 | テア・シャーロック |
| 出演者 | エミリア・クラーク／サム・クラフリン ほか |
| 時間 | 110分 |
おすすめの恋愛映画18. きっと、星のせいじゃない。
『（500）日のサマー』の脚本家コンビが参加
酸素ボンベなしでは生活できない少女ヘイゼルと、骨肉腫で片脚を失った少年オーガスタス。二人は、がん患者のグループセラピーで出会う。お互いに深刻な病気を抱えているけれど、若者らしく遊び回りたい。恋愛だってしたい。相思相愛なカップルの誕生を両親たちも温かく見守り、ついには外国旅行まで計画するのだが——。
不治の病と勇敢に闘う若者たちの物語でありながら、基本はティーンのラブコメディ。明るく前向きで元気をもらえて、最後にしっかり泣かせてもらえる映画です。ウェットな演出は極力控えられているので、「余命もの」が苦手な人にもおすすめ。アンセル・エルゴート演じるちょいワル男子オーガスタスの、しかしピュアな可愛さは必見！
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2014年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 監督 | ジョシュ・ブーン |
| 出演者 | シャイリーン・ウッドリー／アンセル・エルゴート ほか |
| 時間 | 126分 |
おすすめの恋愛映画19. ビフォア・サンライズ 恋人までの距離（ディスタンス）
恋の行方を9年おきに見れちゃうシリーズ
ヨーロッパ周遊列車で偶然出会った男女が、途中下車したウィーンの街で語らい歩き回りながら「ビフォア・サンライズ＝夜明けまで」思い出作りをする物語。刹那と未練で胸が張り裂けそうになるロマンス映画です。こんなロマンチックな経験、してみたい！
なお本作は9年ごとに同じキャストで続編が作られています。「あの日」から9年を経て再会した二人が今度は夕暮れまでほんの数時間パリを歩いて語らう、2004年の『ビフォア・サンセット』。そしてさらに9年後、2013年の『ビフォア・ミッドナイト』では恋愛映画から一転して「倦怠夫婦もの」に……。「きれいな思い出」の続きを観るかどうかは、あなた次第です。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 1995年 |
| 製作国 | アメリカ／オーストリア／スイス |
| 監督 | リチャード・リンクレイター |
| 出演者 | ジュリー・デルピー／イーサン・ホーク ほか |
| 時間 | 105分 |
おすすめの恋愛映画20. パターソン
永瀬正敏が重要な役どころで出演している
朝、目覚めて妻とキスをし、日中はバスを走らせ、帰宅して妻と語らい、愛犬の散歩がてらパブでビールを飲んで、寝てまた起きる——そんな繰り返しの中で主人公は「詩」を書きとめるのが趣味。日常の小さな物事や微細な心の動きを綴ったノートは彼の大切な一部で、結婚生活についても何か思うところがありそうなのですが……。
『ナイト・オン・ザ・プラネット』のジム・ジャームッシュ監督が、『マリッジ・ストーリー』のアダム・ドライバーを主演に、バス運転手・パターソンの「一週間」を淡々と見せていくだけの映画です。王道の恋愛映画ではなく、静かに「愛」を考えてみたい、という人におすすめ。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2016年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 監督 | ジム・ジャームッシュ |
| 出演者 | アダム・ドライバー／ゴルシフテ・ファラハニ／永瀬正敏 ほか |
| 時間 | 117分 |
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
ただの雑食な映画好き。
「観た映画は必ず感想を書く」というマイルールのもと、2018年から映画ブログ『353log』を日々更新中です。
まだまだ不勉強なことばかりですが、皆様に「観たい！」と思っていただけるようなご紹介ができるよう努めます。
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