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韓国恋愛映画のおすすめ20選！王道からこじらせ系ラブコメまで
コロナ禍以降ブーム再燃な「韓国ドラマ」は、恥ずかしいくらい直球のラブコメが一大ジャンル。
でも、じつは「映画」となると、韓国でラブストーリーはあまりヒットしない傾向にあるのだそうです。
少し意外ですが、確かに日本で劇場公開される韓国映画はエンタメ大作や社会派の作品が多いかも？
そんなわけで今回は、近年の作品から少し古めの名作まで、さまざまなタイプの「韓国恋愛映画」を集めてみました。
タイトルやキービジュアルからはなかなか内容を想像しづらい恋愛映画。参考にしていただけたら幸いです。
この記事の目次
ベタベタなメロドラマが観たい！ 王道の韓国恋愛映画
こってり感動したい夜はコレ！ 韓国ドラマのイメージとも重なる「王道メロドラマ」が観たい方におすすめの〈韓国恋愛映画〉。
おすすめの韓国恋愛映画１. ラブストーリー
『クラシック』という原題のとおり、永く愛される名作
母が大切に保管している亡き父との恋文を、留守中こっそり読み始めたジヘ（ソン・イェジン）。若かりし日の両親の恋は女子大生であるジヘの今とも重なり、小っ恥ずかしいながらも読む手が止まらない。しかし次第に、手紙の相手は「父」ではないことが見えてきて——。『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督が紡ぐ、二世代にわたる愛の物語です。
主演は『愛の不時着』のソン・イェジンと『秘密の森』のチョ・スンウ。現在でも第一線で活躍する二人が、20年前にもこんな名作恋愛映画を残していたことに驚かされます。母娘二役を見事に演じ切ったソン・イェジンの可憐さと力強さ、必見です。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2003年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 監督 | クァク・ジェヨン |
| 出演者 | ソン・イェジン／チョ・スンウ ほか |
| 時間 | 128分 |
おすすめの韓国恋愛映画２. 私の頭の中の消しゴム
コンビニの「ファミリーマート」が印象的に登場する
映画を観たことがなくてもタイトルは知っている、という作品の代表格ではないでしょうか。若年性アルツハイマー病で記憶を失っていく悲劇のヒロインを、こちらも『愛の不時着』のソン・イェジンが演じています。近年の韓国恋愛映画とはだいぶ異なるタッチながら、とにもかくにも有名タイトル、一度観ておいて損はありません。
ちなみに本作は日本のテレビドラマ『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』をリメイクしたもの。日本においても、韓国版のタイトルを冠した『朗読劇 私の頭の中の消しゴム』が2010年から今に至るまで続いています。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2004年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 監督 | イ・ジェハン |
| 出演者 | ソン・イェジン／チョン・ウソン ほか |
| 時間 | 117分 |
おすすめの韓国恋愛映画３. ユア・マイ・サンシャイン
喫茶店を意味する「タバン」を調べると理解が深まる
農村で牛と暮らす純朴な男・ソクチュン（ファン・ジョンミン）は、喫茶店で働く娘・ウナ（チョン・ドヨン）に一目惚れ。あまりにピュアなソクチュンからの猛アタックにウナはいつしか心を許し、やがて結ばれる。二人に訪れた、まばゆいほどの幸せな日々。しかしウナの暗い過去が、残酷にも影を落とすのだった——。
実話をもとにした、韓国恋愛映画の名作です。役作りのために15キロも増量したファン・ジョンミンの穏やかな愛おしさ、そして何より魅力炸裂チョン・ドヨン。「話があるの。聞いて傷ついてね」なんてセリフ、彼女ぐらいにしか言えないのでは。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2005年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 監督 | パク・チンピョ |
| 出演者 | チョン・ドヨン／ファン・ジョンミン ほか |
| 時間 | 122分 |
おすすめの韓国恋愛映画４. ただ君だけ
日本でも2020年にリメイクされている
チャールズ・チャップリンの名作『街の灯』をモチーフにしたラブストーリー。視力を失った女性ジョンファを『ビューティー・インサイド』のハン・ヒョジュが、彼女に関わることでどん底の人生に光が差していく男チョルミンを『主君の太陽』のソ・ジソブが演じます。
『街の灯』は、盲目の花売り娘に恋をした浮浪者の物語。最初のうちは両作の共通点があまり見い出せないのですが、終盤になって「そこを膨らませるか！」という驚きがありました。不朽のクラシック映画が、一体どのように「王道の韓国恋愛映画」に料理されたのか。あわせて観ると、より楽しめるかもしれません。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2011年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 監督 | ソン・イルゴン |
| 出演者 | ソ・ジソプ／ハン・ヒョジュ ほか |
| 時間 | 106分 |
割り切った関係、のはずが……？！ こじらせ韓国恋愛映画
ギョッとするような過激発言も飛び出す、オトナ向けのラブコメ系〈韓国恋愛映画〉たち。韓国焼酎チャミスルを用意して、一緒に酔ってみるのもオツ。
おすすめの韓国恋愛映画５. 恋愛の抜けたロマンス
「恋愛以外、全部しただろ」
恋愛はもううんざり、でも寂しさには抗えない。そんなジャヨン（チョン・ジョンソ）は、ついデートアプリで相手を探してしまう。一方、自分の恋愛もうまくいかないのに「19禁コラム」の執筆を命じられたウリ（ソン・ソック）は、ネタ探しのためにデートアプリで相手を探そうとする。
そう、この映画は「デートアプリ」で出会った男女の、「恋愛抜き」のロマンス・ストーリーです。割り切った関係のはずが、いつの間にか——。よくある話かもしれないけれど、じつは結構深い！ オトナ向けの赤裸々なラブコメディなので、一人で観るのがおすすめ。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2021年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 監督 | チョン・ガヨン |
| 出演者 | チョン・ジョンソ／ソン・ソック ほか |
| 時間 | 95分 |
おすすめの韓国恋愛映画６. 最も普通の恋愛
仏頂面からとびきりの笑顔まで、コン・ヒョジンの魅力炸裂！
婚約が破談になり酒浸りの日々を送るジェフン（キム・レウォン）はある朝、身に覚えのない「2時間もの通話記録」に気付く。電話の相手は入社まもない同僚のソニョン（コン・ヒョジン）だった。粘着質の元カレにつきまとわれ恋愛に嫌気がさしていたソニョンと、元カノに未練たらたらのジェフン。恋に疲れた二人は、傷を触り合いながら、いつしか心の距離を縮めていく――。
恋愛関係とも「同志」とも取れる二人の関係はぶっきらぼうでありながらとても優しく、映画のタイトルからは想像できないような感動をもたらしてくれます。名バイプレイヤーたちの好演も見どころ。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2019年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 監督 | キム・ハンギョル |
| 出演者 | キム・レウォン／コン・ヒョジン ほか |
| 時間 | 109分 |
おすすめの韓国恋愛映画７. その日の雰囲気
二人が乗るのは『新感染 ファイナル・エクスプレス』のあの電車
出張で釜山行きの高速鉄道に乗ったスジョン（ムン・チェウォン）は、隣席の見知らぬ男ジェヒョン（ユ・ヨンソク）から突然ナンパをされる。「僕は今日、できれば君と寝るつもり」。あまりのことに絶句するしかないスジョンだったが、運命の歯車は思わぬ方向へ動き始めることになり——。
10年付き合った彼氏のいるスジョンと、チャラ男のジェヒョン。出会いはサイアク、挽回の余地なし！な二人の関係が、しかし意外や温かくときめく物語に展開していく様は一見の価値ありです。この映画、韓国版『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』と言ってもいいかも。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2016年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 監督 | チョ・ギュジャン |
| 出演者 | ユ・ヨンソク／ムン・チェウォン ほか |
| 時間 | 103分 |
おすすめの韓国恋愛映画８. 今日の恋愛
かっぱえびせんを用意して観るのがおすすめ
人気お天気キャスターの幼馴染として「恋愛対象ではないが誰よりも親密」な関係を18年間保ってきた男の、いじらしい物語。泥酔した女友達をおんぶして送り届ける男子、という構図にキュンとくるあなたにおすすめの、気楽に観れるラブコメ映画です。
主演のムン・チェウォンとイ・スンギは、ドラマ『華麗なる遺産』でも共演していた二人。ドラマファンの人には嬉しい結末が待っているかもしれません。また『梨泰院クラス』を観た人ならきっと記憶に残っている「とある人物」の出演や、「『建築学概論』は観ました？」なんていうセリフまで、随所でニヤリとさせられます。
| 映画の詳細データ | |
| 公開年 | 2015年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 監督 | パク・チンピョ |
| 出演者 | イ・スンギ／ムン・チェウォン ほか |
| 時間 | 118分 |
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ただの雑食な映画好き。
「観た映画は必ず感想を書く」というマイルールのもと、2018年から映画ブログ『353log』を日々更新中です。
まだまだ不勉強なことばかりですが、皆様に「観たい！」と思っていただけるようなご紹介ができるよう努めます。
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