周南・岩国のウメ
春の訪れを知らせる白や赤の香り高い花
春の訪れを感じさせる代表的な花。花は小さく可憐だが、香りは強く満開時期にはあたりに芳香がただよう。開花時期には各地で「梅祭り」が開催される。周南・岩国エリアでは、光市の冠梅園などが開花時期に賑わいを見せる。
冠山総合公園のウメ(カンムリヤマソウゴウコウエンノウメ)
瀬戸内海を一望できる梅の里
広大な敷地内に30数種、約2000本の梅が咲く。平成14年に総合公園として整備。梅園の他、日本庭園などもあり、四季を通じて花木が楽しめる。梅まつりなどのイベントを開催。
余田の臥龍梅(ヨタノガリュウバイ)
早春に花開く一重小輪の白い花
赤子山の北麓斜面にある。大きく枝を延ばし飛び梅になっていく様子が、まるで龍が伏せているように見えることから「臥龍梅」と呼ばれている。国の指定天然記念物。
冠梅園(カンムリバイエン)
山口県を代表する梅園
菅原道真にゆかりのある冠天満宮近くにある。まだ寒さが厳しい時期に30種、約2000本の白や赤い梅の花が咲き、春の訪れを感じさせる。辺りは香しい匂いに充ちる。