渥美半島の菜の花
黄色に染まった菜の花畑は春の光景として親しまれる
「春の使者」として親しまれるアブラナ科の一年草。花菜(ハナナ)、菜花(ナバナ)、油菜(アブラナ)などの別名がある。種子は絞って菜種油に、花序や若芽は食用にする。花期は12月~5月。明るい黄色の花が田畑や堤防に群生する景色はほのぼのとした趣がある。愛知県の渥美半島では1月~3月、至るところで黄色い花畑が見られる。

観光農園花ひろば(カンコウノウエンハナヒロバ)
季節の花畑散策と花摘み体験
一年を通して季節の花々が咲く花畑。のんびり観賞しながら散策できるほか、花摘み体験も人気で10本(一部の花は5本)まで持ち帰ることができる。地元農家や自家農園の新鮮な野菜の直売も。4月~5月は春キャベツ、またはブロッコリー狩り体験を開催(入園者全員<大人のみ>)。

観光農園花ひろば
- 住所
- 愛知県南知多町愛知県南知多町豊丘高見台48
- 交通
- 名鉄河和線河和駅から海っ子バス豊浜線師崎港行きで15分、鯛祭ひろば花ひろば前下車すぐ
- 料金
- 入園料=中学生以上700円、小人350円(未就学児無料)/いちご狩り(12~翌5月中旬)=大人900~1700円/メロン狩り(7~8月)=1玉1100円/
渥美半島菜の花まつり(アツミハントウナノハナマツリ)
見て食べて菜の花の魅力を満喫
伊良湖岬近くの国道沿いに、約1200万本の菜の花が咲き誇る。メイン会場の伊良湖菜の花ガーデンでは、菜の花狩りや地元の物産店、菜の花迷路、小さな子供へのテントウ虫とミツバチの着ぐるみの無料貸し出しなど、楽しみ方も多彩だ。周辺の飲食店ではこの時期限定の菜の花料理も味わえる。