男鹿のツバキ・サザンカ
秋から春にかけて順に見ごろを迎える
種類が豊富で品種によって咲く時期が異なるツバキとサザンカ。ツバキの花は完全には開かず、散るときはボトリと花ごと落ちる。サザンカの花は完全に開くことがほとんどで、花びらがばらばらに落ちるのが特徴。男鹿の能登山はヤブツバキの北限自生地として知られ、国の天然記念物に指定されている。
ヤブツバキの自生北限地帯(ヤブツバキノジセイホクゲンチタイ)
ツバキ自生北限地帯として天然記念物に指定されている
5月上旬に椿地区能登山に咲くツバキ。この北国にはそぐわないツバキの群生風景は、男鹿半島の緯度と気象条件にもかかわらず咲く、北限のヤブツバキだ。