祖谷のシャクナゲ
神秘の花から、身近な花となったシャクナゲ
ツツジ属の中でも冷涼で高湿度の土地に育ち、人の足の踏み入れにくい深い山中に咲くことから「神秘の花」とされていた。見ごろは4月中旬~5月上旬で、品種改良により赤、白、グラデーションなど花の色はさまざま。野鹿池山などが群落地として有名。山歩きを兼ねて楽しみたい。
野鹿池山(ノカノイケヤマ)
華やかなホンシャクナゲの大群落が広がる
野鹿池山では、毎年6月になると群生しているシャクナゲが見事に咲き誇る。その数は、樹齢約200年の古木をはじめとする約200本。開花時期にはイベントが催される。
徳円寺(トクエンジ)
数百本のしゃくなげが艶やかに咲く
佐那河内村は豊かな緑に囲まれた園瀬川周辺に広がるのどかな村。村のほぼ中心付近に位置する徳円寺では、毎年5月上旬になるとしゃくなげが見事に咲き誇る。