湯の山温泉のミズバショウ
湿原を可憐に彩る純白のミズバショウ
湿原に群れ咲くサトイモ科の多年草。低地では4月~5月、高地では融雪後の5月~7月に開花する。花は、香りの良い小さな花が集まった棒状の肉穂花序で、純白の仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれている。開花途中から伸び出す葉の緑との対比が美しい。三重県では、鈴鹿山系の主峰・御在所岳が群生地として知られている。

御在所岳のミズバショウ(ゴザイショダケノミズバショウ)
1500株のミズバショウが可憐な白い花を咲かせる
山上公園にある芭蕉池では1500株のミズバショウが自生している。早春、雪どけとともに白い花を咲かせ、春の訪れを告げる。ゴールデンウィークあたりが見頃。

御在所岳のミズバショウ
- 住所
- 三重県三重郡菰野町御在所岳
- 交通
- 近鉄湯の山線湯の山温泉駅から三重交通湯の山温泉行きバスで10分、終点で徒歩10分の御在所ロープウエイに乗り換えて12分、御在所山上公園駅下車、徒歩7分
- 料金
- 情報なし