神戸のツツジ・サツキ
一斉に咲きそろう目にもあざやかな花
園芸品種が多く、公園や庭園に栽植されるほか、山で自生するツツジ。サツキはツツジの一種で、旧暦の皐月に咲くことからサツキと命名された。ツツジが日本庭園を彩る相楽園などで満喫できる。

神戸市立須磨離宮公園(コウベシリツスマリキュウコウエン)
花緑と歴史と眺望のオアシス
かつての皇室の別荘「武庫離宮」跡に造成された都市公園。大阪湾が一望できる欧風噴水庭園にある「王侯貴族のバラ園」では約180種4000株のバラが咲き誇る。梅園・花しょうぶ園・和庭園・もみじ滝などのほか、アスレチックもあり、子供から大人まで四季を通じて楽しめる。

兵庫県立甲山森林公園(ヒョウゴケンリツカブトヤマシンリンコウエン)
甲山の東麓を桜やツツジの群落が彩る県立都市公園
甲山の東麓に広がる県立都市公園。野外彫刻が点在し、桜、ツツジ、ヤマツバキの群落が園内を彩る。休憩広場なども整備され「日本の都市公園百選」に選定されている。

須磨浦公園(スマウラコウエン)
古戦場の遊歩道を散策
須磨海岸から鉢伏山、西須磨まで広がる自然豊かな公園。目の前に淡路島、東に須磨海岸、西に明石海峡大橋を望む景勝地として知られる。春は桜やツツジの名所。

相楽園のツツジ(ソウラクエンノツツジ)
日本情緒漂う都会の庭園もツツジの時期は一転華やかなムードに
元神戸市長小寺謙吉氏の父小寺泰次郎が築造し明治末に完成した池泉回遊式日本庭園。雄大な景観の中、春には約4000本のツツジが華やかに咲き誇る。長い歴史をもつ菊花展も見事。
