防府のアジサイ
雨がもっとも似合う梅雨時の可憐な花
開花から日が経つにつれて花の色が変わっていくことから「七変化」と呼ばれる。白やピンク、紫、水色、青など、さまざまな色合いは土壌の酸性度の違いが生むもので、全国各地にアジサイ寺やアジサイロードと呼ばれる名所がある。瀬戸内エリアでは、西日本一のあじさい寺と呼ばれる防府の阿弥陀寺などが有名。
阿弥陀寺のアジサイ(アミダジノアジサイ)
多くの観光客が訪れる“西のアジサイ寺”
奈良東大寺の別院、阿弥陀寺はアジサイの名所。6月には約80種4000株が境内を彩る。鎌倉期以降の様式で国の重要文化財「湯屋」が見学できる。宝物館の見学は予約制。