アメリカ・シアトル!トランジット時間を使って小旅行!10時間の一人旅
今回ご紹介するのは、アメリカ・シアトル。ニューヨークやロサンゼルスと比べると、知らない人が多いのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。実際に行くまでは、シアトルといえば何か思い浮かべられないほ...
更新日:2020年4月28日
入国の際には必ず審査がありますが、必要な書類や流れを知っておけば、入国審査も怖くありません。
今回は旅の玄関口となる空港での流れ、入出国の手続きや申告書の記入方法を説明します。
ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル国際空港)や現地での移動手段もあわせて確認して、スムーズな行動をしましょう。
到着後、飛行機を降りたら到着(Arrival)の表示に従って徒歩で3階へ進み、連絡通路でメインターミナル2階の入国審査(Immigration)へと向かいます。
パスポートと税関申告書(家族で1枚)、帰りの航空券(eチケット控え)を用意します。
係員の誘導に従って審査ブースまたはAPCキオスク(自動入国審査端末)へ並んでください。
APC利用の場合は、パスポートのスキャン、顔写真の撮影と指紋スキャン、質問の回答などを端末で行います。日本語選択も可能です。
手続き後に発行されるレシートをもって進みましょう。
税関申告書は不要の場合も。
入国審査後、1階の荷物受取(Baggage Claim)へ移動します。
搭乗便名が掲示されたターンテーブルで荷物を受け取りましょう。
税関(Customs)に申告するものがなければ緑のランプ、あれば赤いランプのブースに荷物を持って並び、税関申告書またはAPCレシートを提出します。
肉及び肉製品、植物、果実などの持ち込みは禁止です。
カップ麺や粉末スープなどの加工品も申告の対象になるので注意しましょう。
個人旅行者用出口は税関を抜けて直進したところ、団体旅行者用出口は左手にあります。
セキュリティチェックに時間がかかるため、出発の2 ~ 3時間前には空港へ向かい、2階の出発ロビーへ行きましょう。
航空会社やチケットのタイプによっては事前にオンラインでのチェックインも可能です。
航空会社のカウンターや自動チェックイン機でパスポートと航空券(eチケット控え)を提出します。
預ける荷物は施錠できないので、スーツケースにはベルトを忘れずに。
航空会社のカウンターで、チェックインと同時に出国審査も終了。
アメリカ出国時は税関検査もありません。
手荷物検査とボディチェックを受けます。
セキュリティチェックポイントから先の空港内及び航空機内への液体類の持ち込みは制限されています。
また、ライターやマッチの持ち込みは1人1個までです。
搭乗券に記載されている搭乗ゲートへ。
出発を待ちましょう。
空港での入国審査をスムーズにするため、『自動入国審査端末(APC)』というシステムが導入されるようになりました。
APCでの申請後は、情報が記載された用紙が出てくるので、それを持って係員の指示に従いましょう。
【操作の流れ】
①言語を選択し、パスポートをスキャン
②アメリカ税関の質問に回答
③ESTAの有無を確認し、指紋を採取
④目的の確認(観光の場合は娯楽を選択)
⑤写真撮影および同伴者、到着フライトの確認
①上段=姓、下段=名
②生年月日(月、日、西暦年の下2ケタの順)
③同行している家族の人数
④(a)米国の滞在先の住所(最初に宿泊するホテル名) (b)滞在先の都市名 (c)滞在先の州名(HIまたはHAWAIIと記入)
⑤旅券(パスポート)発行国
⑥旅券(パスポート)番号
⑦居住国(日本在住はJAPAN)
⑧経由国名(なければ空欄)
⑨利用航空機便名(搭乗券に記載されている)
⑩~⑭ 各項目、はい/いいえにチェック
⑮上段=米国居住者へ質問 下段=訪問者への質問−市販用商品を含む米国内に残す予定の物品価値総額
最下段には、署名(パスポートと同じサインを記入)と記入日(月、日、年の順)を。
税関では、テロの未然防止や密輸阻止を図り、迅速で適正な通関を行うため、日本に入国(帰国する)すべての人に「携帯品・別送品申告書」の提出が義務付けられています。
帰りの機内で配られるので受け取りましょう。
空港にも備え付けられています。
【アドバイス】
税関申告アプリを使い、スマートフォンでも申告書を作成できます。
入力が完了するとQRが作成されるので、税関検査場内の電子申告端末にコードをかざしてください。
免税には範囲があり、また持ち込みに制限がかかるものもあります。
製品だけでなく、高額な現金を持っている際にも申告が必要になるので、注意が必要です。
外国製品や現金を持ち出す際は、各様式に必要事項を記入して税関に提出しなくてはなりません。
おもな対象品は以下になります。
・腕時計などの外国製品
・100万円相当額の 現金や小切手等
・輸出免税物品
【免税範囲】
★酒類……3本(1本760㎖程度のもの)
★たばこ……紙巻400本、葉巻100本、そのほか500gのいずれか1種。加熱式たばこは個装等20個。2種類以上を持ち込む場合は、換算して500gまで。日本製、外国製、居住者、非居住者の区別はありません。
★香水……2オンス(1オンスは約28cc)
★その他の品物……20万円。品物の合計額が20万円を超える場合、20万円の枠におさまる品物が免税、それ以外は課税となります。
※未成年者の場合、酒類とたばこは範囲内でも免税になりません。
【日本への持ち込み制限】
ワシントン条約で規制されている動植物や物品(象牙、ワニ皮製品、ヘビ・トカゲ製品、ベッコウ製品、毛皮・敷物の一部、ランなど)/家畜伝染病予防法・植物防疫法で定められた動植物/麻薬類、通貨・証券の偽造品、猟銃、空気銃、刀剣など/偽造ブランド品など、知的財産権を侵害する物品/医薬品や化粧品なども数量制限があります。
1万ドルを超える現金(小切手なども含む)を持ち込むときは申告が必要です。
お金自体に課税をされることはないので、しっかりと申告をしましょう。
申告せずに持ち込んだことが発覚すると、最悪の場合は没収されることになります。
【免税範囲】
★酒類…1リットル
★たばこ……紙巻200本または葉巻100本まで
★土産品……$100相当まで
※酒類とたばこは21歳以上。
【アメリカへの持ち込み制限】
土・動植物製品のほか、フルーツ、肉などの生鮮食品、肉エキス入り食品。
カップラーメンやスナック、調味料も肉エキスが入っているものは対象になるので要注意です。
日本からの航空便のほとんどが発着する国際空港。
ホノルル国際空港という名称でしたが、ハワイ出身の故ダニエル・イノウエ氏にちなんで、ダニエル・K・イノウエ国際空港に変更されました。
【2階(出発・到着フロア)】
●案内所
困りごとや分からないことがあればこちらへ。日本語スタッフがいることも。
●レストラン
搭乗を待つまでの時間、お腹が空いたときに手早く空腹を満たせるので便利です。
●両替所
レートはあまり良くないので、到着時に必要最低限だけ両替をするのがおすすめです。
【1階(到着フロア)】
●交通乗り場
タクシーやエアポートシャトル利用者はここから乗車します。係員の誘導に従いましょう。
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