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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

イタリア料理 お店選びのコツとレストランのマナーまとめ

華麗で陽気な食卓の競演

国土が南北に長く、風土や気候も異なるイタリアの料理を、ひとくくりで語るのは難しい。あえて正確に表現するなら、「郷土の名を冠した各地の料理」ということだろうか。

イタリア料理とは

地中海の恵みを存分に受ける南部の街では、魚介をたくさん食べ、オリーブオイルやトマトを多用する。一方、北部の内陸部では肉料理が多く、調理法も乳製品をたくさん使い、クリーミーに仕上げる。とはいえ、イタリア料理に共通して重要な存在はパスタ。主食のひとつとしてなくてはならない存在で、その種類は地方独特のものを数えれば650にものぼるといわれている。

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店を選ぶ 種類と営業時間

リストランテ Ristorante

比較的カジュアルな店から格式の高い一流レストランまで幅はあるが、一般的に高級レストランといわれる店。料金も相応に高く、一流レストランで€200以上、一般的なリストランテで€50前後。

営業時間の目安
12:00~15:00 19:00~22:30

トラットリア Trattoria

コース料理も食べられるが、2皿でも大丈夫という気軽さがある。家族や友人で満足感のある食事がしたいときに最適だ。料金は€20~30が目安。

営業時間の目安
12:00~14:30 19:30~22:30

オステリア Osteria

トラットリアよりカジュアルで、大勢で賑やかに飲んだり食べたりするのに最適。ワインも豊富。

営業時間の目安
12:00~14:30 19:30~23:00

ピッツェリア Pizzeria

ピッツァ専門店。観光客向けの店から、おもに地元の人向けにピッツァだけを出す店までさまざま。

営業時間の目安
12:00~14:30 19:30~0:00

バール Bar

街のいたるところにある立ち飲みカフェ。パニーノなどの軽食やスイーツもある。レジで料金を払い、そのレシートを出してバリスタに注文する。テーブル席がある店もあるが、座ると席料がかかる。

営業時間の目安
8:00~23:00

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予約する

時間に制限がある旅行期間中であればなおさら、希望の日時に目当てのレストランで食事をするためには、高級リストランテはもちろん、店の種類に関係なく人気店や話題の店は予約をしておきたい。予約の際はイタリア語や英語が不安なら、ホテルのコンシェルジュに依頼すれば確実だ。

食事を楽しむためのルール

入店して席に着く

レストランに入店したら、カジュアルな店であっても、勝手に席に着かず、案内係やウェイタ―に人数を告げ、案内してもらう。

メニューを読む

リストランテやトラットリアなどでは、メニューはアンティパストAntipasto(前菜)、プリモピアットPrimo Piatto(主菜、第1の皿)、セコンドピアットSecondo Piatto(主菜、第2の皿)、コントルノContorno(副菜)、ドルチェDolce(デザート)、カフェCaffè(コーヒー)に分かれている。セコンドピアットにはCarne(肉料理)とPesce(魚料理)などがある。どの料理にするか迷ったら、シェフのおすすめや、その店の特別メニューなどを聞いてみるといい。一皿の量はボリュームがあるのが一般的。高級レストランでは、コース料理に近いオーダーをするのがマナーなので、フルコースをいただく自信がないときはカジュアルな店を選ぶなど、状況に応じて店の種類を使い分けたい。

注文の仕方

プリモピアットとセコンドピアットを両方注文しなければいけないとか、アンティパストから注文しなければいけないといったルールはあまり気にせず、空腹の度合いに合わせて組み合わせて注文すればよい。ただし、同じテーブルの人がバラバラの組み合わせで注文すると、店側としてはどのタイミングでどのお皿を出せばよいかわからなくなるので、「ほかの人のアンティパストのときにプリモピアットを持ってきてください」など、それぞれのお皿を持ってきてもらうタイミングも注文の際に頼むとよい。食後のドルチェは食事が終わってから、お腹の具合を見てオーダーすればよい。

会計をする

会計はレジに赴くのではなく、“Il conto per favore.(イル・コント・ペル・ファヴォーレ)”と言って、テーブルの担当のウェイタ―に伝票を持ってきてもらう。金額をチェックして、現金またはクレジットカードをトレイの上に置く。伝票を見てサービス料(servizio)が含まれていれば、原則チップは不要。

メニューの見方

料理名を解読するのは難しいが、基本的な構成を覚えておけば、注文が楽しくなる。

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Antipasto アンティパスト(前菜)

魚介のマリネ、ハム、野菜など作り置きしてあるものが多く、冷たい料理が多い。

Primo Piatto プリモピアット(主菜、第1の皿)

さまざまな種類のパスタ、リゾット、スープなど。この段階でかなり満腹になる。

Secondo Piatto セコンドピアット(主菜、第2の皿)

肉料理(Carne)と魚料理(Pesce)などがある。グリル、揚げ物、ロースト、煮込みなど、調理法は多彩。地元の名物料理を楽しむのもよい。

Contorno コントルノ(サイドディッシュ)

付け合わせの調理した野菜やサラダ。セコンドピアットの肉料理や魚料理には付け合わせは付かないので、欲しい場合はコントルノを別に注文。

Dolce ドルチェ(デザート)

ティラミスやパンナコッタは日本でも有名。味とともに盛り付けの美しさも堪能したい。ボリュームはかなりある。

レストランのマナー

テーブルマナー

●異なる料理を注文した2人が半分ほど食べたところで、お互いの料理をお皿を交換して食べるのはマナー違反。

●日本の麺類とは違い、ずるずると音を立ててパスタをすするのは禁物。どんな料理でも音を立てて食べてはいけない。

●1つのお皿から2人以上がフォークを出して一緒に食べるのはマナー違反。料理をシェアしたいときは、食べる前に小皿に取り分ける。

●食後にカプチーノを注文する人がいるが、イタリアでは、カプチーノは朝食時に飲むものとされている。ミルクがたっぷりのカプチーノは消化にいいとは言い難いので、料理を食べたあとには、胃をすっきりさせるカフェ(エスプレッソ)や食後酒を飲むのが一般的。

喫煙

禁煙法により、レストランなど公共の室内での喫煙は禁止されている。

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奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ イタリア」です。掲載している情報は、2014年10月〜2015年1月の取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。