イギリス最新イベント&ニュース！知ってる得するトピックス！

エリザベス女王生誕90周年！各地でイベントを盛大に開催

2016年4月21日に生誕90周年を迎え、イギリス史上最高齢・最長在位の君主であるエリザベス女王。女王の生誕を祝福し、女王にゆかりの深い宮殿や競馬場、ブリタニア号などでイベントが開催される。ハイライトは5月12～15日まで、ウィンザー城の通常非公開の敷地で行なわれる女王陛下90歳祝賀祭。また、エディンバラのホーリードール宮殿（4〜10月）、ロンドンのバッキンガム宮殿（8〜9月）、ウィンザー城（9月〜2017年1月）の3か所で、150着以上に及ぶ女王の衣装が展示されるのも興味深い。

シェイクスピア没後400年ストラトフォード・アポン・エイヴォンへ

2016年は劇作家ウィリアム・シェイクスピアの没後400年。ストラトフォード・アポン・エイヴォンでは、彼が晩年を過ごした「ニュー・プレイス」が7月に再びオープンの予定。庭園のみが残されていた状態だったが新たにエキシビジョンセンターを建設し、ニュープレイスにまつわる貴重な品々が公開される。また、各地でシェイクスピアの世界が体験できるワークショップや文学祭、コンサートなどが催される。ロイヤル・シェイクスピア劇場ではリハーサル室や衣装室などのバックステージが見学できるツアーも行なわれる。

キングス・クロス駅の新名所が連日行列！

1852年開業の鉄道ターミナルのキングス・クロス駅。『ハリー・ポッター』のホグワーツ特急始発駅のロケ地として知られているが、駅構内にあった9と3/4線は駅西口のコンコースへ移動。ハリーが飼うフクロウのヘドウィグの人形も設置され、撮影するファンで連日行列ができる。撮影は早朝が狙い目とか。また、隣にはショップもオープンし、ハリポタグッズが手に入る。

ビアトリクス・ポター生誕150周年

世界一有名なうさぎ「ピーターラビット」の作者である、ビアトリクス・ポターが生まれてから2016年で150周年を迎える。彼女が愛した湖水地方の「ビアトリクス・ポターの世界」や、「ビアトリクス・ポター・ギャラリー」などで特別展が開催される予定。

ロンドンの地下鉄24時間運行へ

ロンドン地下鉄は、金・土曜限定の一部区間で24時間運行を行なうと発表。対象路線はジュビリー線、ヴィクトリア線、ピカデリー線、セントラル線、ノーザン線の大部分。ロンドン中心部で1時間に6本の頻度で運行される。2015年9月の開始予定だったが、2016年夏まで延期される模様。

クロスレール2018年いよいよ開通

総予算148億ポンドを投じる欧州最大規模の建築工事が進行中。走行距離約118㎞で、西はレディング駅から北東はシンフィールド駅、途中分岐して南はアビーウッド駅まで、文字どおりロンドンを横断する路線だ。ロンドンの中心街も通り、東西の交通が便利になるといわれ、「エリザベス・ライン」と命名された。パディントン、ボンド・ストリート、トテナム・コート・ロード駅などは新しい駅が造られる。それにともない、地下鉄駅のいくつかの出口が閉鎖されたりと変則的なこともあるので、注意したい。

2016年公開のイギリス映画をCHECK！

ベネディクト・カンバーバッチやエディ・レッドメインなど、気品があって端正な顔立ちの「英国男優」が近年話題で、テレビドラマや映画界を賑わしている。2016年公開の話題作といえば、11月公開の『ハリー・ポッター』の新シリーズで、J.K.ローリングが脚本を書き下ろした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。また、王立園芸協会主催のチェルシー・フラワーショーの実話を舞台にした『フラワー・ショー』は2016年7月公開。1996年の大ヒット映画『トレインスポッティング』の続編が2017年公開とあって、目が離せない。