【ドレスデン】ってどんなところ？見どころは？

これがドレスデン名物です

ドレスデンのエリア案内

旧市街には戦災から復興した王家ゆかりの名所が並び、新市街ではアートや買い物が楽しめる。2つのエリアはトラムがつないでいる。

昔ながらの雰囲気が漂う　新市街 Neustadt

戦災を免れたエリアが多く、旧市街より古い建物が多い。クンストホーフパッサージュや旧東ドイツ関係の施設が点在。おしゃれなカフェやショップも魅力。

アクセス
ⓉGörlitzer Straße ゲーリッツァー・シュトラーセ下車駅下車

ザクセン王家の栄華を語る　旧市街 Altstadt

アルベルティン家ゆかりの歴史的建造物が集結するエリア。空襲で壊滅的な被害を受けたが、1990年頃から復興事業が進められ、多くの建物が再建された。

アクセス
ⓉTheaterplatzテアタープラッツ駅下車

ドレスデン基本情報

街のプロフィール

行政区分　ザクセン州ドレスデン行政管区
人口　約54万人（2015年12月）
標高　113m
気候　ベルリンより冬の冷え込みが厳しい。年間平均気温9.5℃、年間平均降水量662.5㎜。

街へのアクセス

日本からのアクセス
日本からの直行便は運航していない。フランクフルトで乗り継ぐのが一般的。

ドイツ各都市からのアクセス

鉄道
ベルリンからECで約1時間50分。
フランクフルトからICEで約4時間20分。

航空
フランクフルトから約1時間。
ミュンヘンから約1時間。
空港から市街地まではSバーンで約20分。

市内交通

ドレスデンには地下鉄が走っておらず、総延長130㎞の路線を持つトラムが市内交通の主力。中央駅前の停留所から8系統に乗車すれば、ツヴィンガー宮殿やドレスデン王宮などの観光スポットに行けるほか、エルベ川を渡って新市街に行くこともできる。

ドレスデンの歴史年表

1206年　ドレスデンが初めて歴史に登場。

15世紀末　ザクセン公アルブレヒトがこの地を本拠に定めたことから、アルブレティン家の宮廷都市として発展。

18世紀初頭　フリードリヒ・アウグスト1世の治世。芸術に造詣が深かったため、芸術・文化の都として繁栄。

1806年　ザクセン王国が成立し、ドレスデンはその首都となる。

1945年2月　ドレスデン爆撃によって、市街地の約85％が失われるという壊滅的な被害を受け、ツヴィンガー宮殿やフラウエン教会などの歴史建築も崩壊。

戦後　東ドイツの主要都市のひとつとなり、工業都市として発展。

1990年　ドイツ統一の前後から、廃墟となっていた建物の再建が進められ、旧市街はザクセン王国時代の美しさを取り戻している。

人物を知る

フリードリヒ・アウグスト1世　Friedrich August I
【1750〜1827年】

17世紀後半から18世紀前半にかけて、ポーランド・リトアニア共和国の国王とザクセン選帝侯を兼ねた人物。怪力の持ち主であったことから「強健王」などと呼ばれた。また、彼はドレスデンにツヴィンガー宮殿やピルニッツ宮殿を建設させたほか、著名な芸術家を招くとともに、陶磁器など美術品の収集にも努めた。

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