◆ 食事の上での宗教上のマナー ◆

●タブーとされる食肉 ヒンドゥ教では「牛は聖なる動物」とされているので、バリ人は基本的に牛肉を食べない。一方、バリ島以外のインドネシアの90~95%がイスラム教徒。イスラム教では「豚は不浄の動物」とされるため豚肉は食べないが、牛肉は食べる。スマトラ島のパダン料理に牛肉料理のルンダンがあるのはそのためだ。
●左手は使わないパダン料理やアヤム・ゴレン、イカン・バカールなどは、もともと手づかみで食べる料理。手を使う際は「不浄の手」とされる左手は使わず、右手だけで食べるのがマナーだ。手を洗うためにフィンガーボールが出されるが、スプーンやフォークを使っても問題はない。

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奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ バリ島」です。掲載している情報は、2017年11〜2018年1月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。